カシオ、最新の広辞苑を収録した“ツインタッチパネル”電子辞書1月25日より順次発売 価格:オープンプライス カシオ計算機株式会社は、電子辞書「エクスワード」の新製品として、最新の広辞苑を収録した「XD-SP6600」、「XD-SP4800」を1月25日に発売する。価格はオープンプライス。 XD-SP6600は100コンテンツを収録する総合タイプで、店頭予想価格は35,000円前後の見込み。XD-SP4800は85コンテンツ収録の高校生向けモデルで、同37,000円前後の見込み。 本体色は多数を用意。XD-SP6600は、シャンパンゴールド、ブラック×シルバー、レッド、ホワイト、パウダーピンク(3月上旬)、ラベンダーブルー(3月上旬)の6モデル。XD-SP4800は、ホワイト、ネイビーブルー(2月8日)、ピンク(2月8日)、ダークブルー(3月上旬)、フラッシュピンク(3月上旬)、ライトブルー(3月上旬)、メロングリーン(3月上旬)の7色で展開する。
岩波書店「広辞苑」の最新版となる「第六版」を業界で初めて収録した製品。広辞苑は第五版が'98年に発売され、改訂は10年ぶり。「メタボリック症候群」、「ニート」、「SNS」など1万項目が新たに追加されている。新製品では、本文の約24万項目と、約2,800点の図版/表組を収録。また、従来機種向けの追加コンテンツとして、広辞苑 第六版のCD-ROM版(8,400円)、データカード(13,650円)を4月中旬より発売する。 ハードウェアは新たに“ツインタッチパネル”を搭載。従来製品では文字入力用の手書きパネルを装備していたが、新製品ではコンテンツ表示用のメインパネルでも手書き文字入力に対応。2つの画面で文字入力を可能にした。 メインパネルは480×320ドット表示対応5型液晶で、「漢字源」での文字入力のほか、単語からのジャンプ、音声指定などもタッチ操作で可能。さらに、マイペディアの地図を表示して場所をタッチすると、その地域を拡大でき、国名をタッチするとその国のデータを参照できる。 手書きパネルは従来製品から約1.5倍に大型化した横長の2.6型を採用。パネルサイズは61.9×26.1mm(幅×高さ)。アルファベット5文字、日本語/中国語/ハングルを2文字連続で入力できる。学習帳の機能では、「暗記カード」や「フリーメモ」で手書きのイメージをそのまま記憶する新機能も追加した。 音声機能は、8カ国語をサポート。新たに、業界初となる日本語のネイティブ発音に対応したほか、合成による音声読み上げで、これまでの英語/中国語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/スペイン語に加え、韓国語を追加した。 追加コンテンツ用のメモリ領域として、約50MBを用意。CD-ROM版の追加コンテンツやCDの音声教材の取り込みを、PCとUSBで接続して行なえる。また、microSDカードスロットも装備し、microSDカードを追加コンテンツ用ストレージとして利用可能。このほか、PCのテキストデータの読み込みに対応し、テキスト本文から各辞書へジャンプできる。データの転送はいずれの場合も、同社サイトからダウンロードできるソフトを使って行なう。 筐体は堅牢さを高めた「タフコット」を採用。電源は単4アルカリ乾電池×2で、連続表示時間は約130時間。本体サイズは146×102×15.5~21.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約295g。 □カシオ計算機のホームページ (2008年1月8日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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