買い物山脈

NASやHDDに録画できる高機能TV
東芝「REGZA 37Z3500」




品名東芝 「REGZA 37Z3500」
購入価格200,000円
購入日2007年10月25日
使用期間約2カ月

「買い物山脈」は、編集部員やライター氏などが実際に購入したもの、使ってみたものについて、語るコーナーです。

 東芝の液晶TV「REGZA 37Z3500」を10月に購入した。当時の店頭表示価格は248,000円だったが、23万円に値引きしてもらい、これに15%のポイントが付与されたので、実質価格は20万円ちょうどだった。

 それまで使っていたのは、なんと16年前に購入したソニーの14型ブラウン管TV。時代遅れも甚だしいが、ほとんどTVを観ないので、「レッツ地デジ」だのと騒がれても、意に介していなかった。

 一応、これまでも大型のTVを買いたいと思っていた時期はあった。映画を観るのが好きなので、DVDを大画面で観たいと思い、店頭で見積もりを取ってもらったこともあった。しかし、最終的には踏ん切りがつかず、そのまま14型のTVで過ごしてきたのである。

 そんな筆者が今回、新しいTVを購入するに至った大きな要因はPLAYSTATAION 3(PS3)を買ったためだ。ご存じの通り、PS3のゲームは720pや1080pといったHD解像度に対応しているだけでなく、Blu-ray Disc(BD)ビデオやDVDのアップスケール再生など、ビデオプレーヤーとしても高い性能を持つ。

 PS3を買ったのは2月だが、ゲームをするうちに、大型TVへの欲求が悶々と高まってきた。画面が小さいというサイズの問題もあるが、文字がつぶれ気味で非常に読みにくかったりしたためである。また、順調にタイトル数を増やしつつあるBDビデオにも食指が伸びてきたのも大きかった。

 なお、TVとしてのレビューはAV Watchに記事が上がっているので、そちらを参照していただくとして、本稿では個人的に重視した部分などについて語る。

●機能重視の選択基準

 そんなわけで10月頃から、TVの品定めを始めた。重視したのは機能性と値頃感。PCパーツでもそうなのだが、この手の製品を選ぶにあたっては、それがその時点での最新機能を搭載していることを必須条件にしている。ただし、最高性能は必ずしも求めていない。

 例えるなら、ビデオカードでシェーダプロセッサの数やメモリインターフェイス幅は最も良いが、クロックは最高ではないGeForce 8800 GTXを選ぶというと分かってもらえるだろうか?

 もちろん、最高性能の製品を選ぶに越したことはないが、それらは絶対的な価格が高いし、世代が代わったり、値崩れした時のショックもより大きい。値頃感という意味でも、上から2~3番目の製品がコストパフォーマンスが高い場合が多い。

 さて、実際にTVの機能で個人的必須条件に挙げたのは、40型前後のサイズ、1,920×1,080ドット(1080p)のフルHD解像度、120Hz倍速駆動、ゲームモード、HDMI 1.3a、ファンの有無といったあたりである(もっとたくさんあった気もするのだが、購入して落ち着いたことで一部忘れてしまった)。

 液晶サイズはどちらかというと価格的要素が大きく、予算の20~30万円前後に収まり、1080pに対応するとなると必然的に40型前後ということになった。

 120Hz駆動は、通常60fpsの映像の各コマの間に中間映像を作って挿入することでフレームレートを120fpsに向上させ、よりスムーズな表示を実現するものだ。この年末モデルでは、各社がフラグシップ製品に120Hz駆動を取り入れている。ただし、その手法やアルゴリズムは各社各様で、一口に120Hz駆動といっても、効果には差があるようだ。しかし、そこまで細かいことは気にしなかったので、120Hz駆動があることを条件に入れた。

 ゲームモードというのは、高画質化回路などをスルーすることで、ゲーム操作の入力が行なわれてから、画面が表示されるまでの遅延を減らすためのものである。PS3を買った最大の理由が「バーチャファイター5」である筆者にとって、これは大きな要因だ。

 知らない方のために説明しておくと、このゲームは1/60秒単位で入力判定が行なわれており、上達するには1フレーム単位とは言わないまでも、数フレーム単位で攻撃が当たった、相手に防御されたといったことを知覚し、その上で数フレーム以内に正確なレバー/ボタン操作をする必要がある。そのため、入力してから表示されるまでに数フレームの遅延が発生すると、このゲームでは致命的になりかねないのだ。

 しかしながら、この遅延を製品仕様として公開しているメーカーはほとんどない。また、これも一口にゲームモードといっても、どこまで遅延が減るのかは製品次第だ。そのため、2ちゃんねるなどの掲示板で、製品を購入したユーザーが試した結果を通じておおよその目安をつかんだ。

 HDMI 1.3aは、現時点でのHDMIの最新規格で、広色域規格「x.v.Color」や、8bit超の色情報を扱える「Deep Color」などに対応している(正確にはオプション対応)。正直言って、これらによってどれほど表現能力に違いが出るのかは把握していなかったのだが、PS3が対応しているということで、なんとなく必須条件に入れてしまった。

 ファンの有無は、騒音を気にしてのことである。もちろん大手国内メーカーのTVで、視聴に支障が出るほどファンノイズが出る製品はないと思われるが、やはりない方がいい。このあたりはPCユーザーならではの感覚かもしれない。

 逆に気にしなかった点も書いておくと、ブランド、デザイン、パネル製造元、画質に対する評判などだ。もちろん映画などを観る上で画質は気になる。ただ、この方面に明るいわけではないので、画質に対する評価基準みたいなものは持ち合わせてないし、好みは人それぞれだ。なので、店頭で見てみて、「この画質なら問題ない」と思えれば良しとした。

 こういった条件から選択したのが37Z3500だ。ソニーの「BRAVIA X5000」シリーズも最後まで選択肢に残っていた。この製品も概ね上記条件を満たすし、PS3との相性も良さそうだからだ。

 そんな中、37Z3500を選んだのは、外付けHDDへの録画機能があったからだ。TVをあまり観ないと書いたが、やはり新しいものを買って、なおかつそれが地デジに対応しているとなれば、とりあえず観るし、観ていれば録画したくなる番組も出るだろう。ただ、ドラマを録画して、DVDなどに保存といったことはする予定がないので、単体のレコーダーまでは必要ない。気になったものを録画して、観たら消すという使い方を、1万円程度の追加投資で実現できるというのは魅力的だし、他社製品には無い機能だった。

●高精細ぶりに打ち震える

 ここで、簡単に37Z3500の仕様や機能を紹介しておく。パネルサイズは37型で、1080p表示や10bit色域、120Hz駆動、x.v.Color、Deep Colorに対応。ゲームモードも搭載している。また、質感や表現力を向上させる高画質化回路「パワー・メタブレイン」も売り文句の1つになっている。ファンは非搭載だ。

背面中央にはTVアンテナとネットワークやUSBなどデジタル系コネクタが並ぶ 背面左手にはアナログ系入力が並ぶ 側面にはB-CASとゲーム向け入力端子が並ぶ

 TV画質は満足している。それまでAV Watchの編集部でいろいろな最新TVをレビューしているのを傍目で見たりはしていたが、いざ家でじっくり腰を据えてHD画質の地デジ番組を観ると、その高精細ぶりに感動を覚える。

 色合いなどは、良く言えば落ち着いており、悪く言えば鮮やかさに欠ける面もあるかなと思う時もあるが、きらびやかなシーンを見ると、透明感のあるきれいな発色だと感じる。基本的に正面から観ているが、視野角も広いので、隣の部屋から覗いてみても、暗くなったりすることはない。

 120Hz倍速駆動は、縦/横スクロールを問わず、テロップなどでその威力を感じる。ただ、もともと応答速度が良いためか、OFFにしていても引っかかりはあるが、文字が読めないほど残像が残ることはない。通常の映像については、じっくり見比べるといったことをしていないこともあって、正直そこまでのありがたみを感じていない。とりあえず、ONにして使っているという感じだ。

 チャンネル切替の動作は約3秒程度で、地デジ製品としてはかなり速い部類。地アナを観ていた頃とほとんど変わらない感覚で選局できる。細かいことだが、入力を切り替えたときに、今どの入力になろうとしているのかを小窓で表示してくれるのがいい。以前、これがないTVを操作したとき、機器をつないでいる端子は把握していても、今どの入力に切り替えようとしているのかが分からないので、もどかしい思いをしたことがあるからだ。

 ちなみに、TVを購入直後に判明したのが、うちのアパートのTVアンテナはUHFに対応しておらず、地デジが写らなかった。不動産屋に確認してみると、大家さんがあまり積極的でないとのことだったので、早速、室内/屋外両対応のアンテナを6千円程度で購入してきた。

 室内に設置した際の電波レベルは40ちょいで、一部の局は普通に写るが、ノイズ混じりになってしまう局もあった。特に天気が悪いと顕著にノイズが発生する。そこで、窓のサッシに這わせられる薄型ケーブルを4千円程度で購入して、ベランダにアンテナを設置したところ、電波レベルは50程度になり、ほとんどの局がばっちり写るようになった。

 それから3週間くらい経った頃だろうか、不動産屋から1本の電話があった。電気屋の見積もりが出たので、今週中にもUHFアンテナを増設するとのことだった。軽い失望と怒りを覚えたが、このアンテナのおかげで電波レベルは60程度にまで上がり、ベランダのアンテナでもまだ写りがちょっと悪かったフジテレビと東京MXも完璧に写るようになったので、なんとか平静を保てている。

●重宝するHDD録画

番組表を表示して、録画したい番組を選んだら、決定ボタンを2回押すだけで予約が完了する

 この製品の最大の特徴は、外付けHDDにTV番組を録画できる点だ。しかも、市販のPC用USB HDDでいい。つまり、1万円かそこらの追加投資でTVにレコーダー機能が追加されるのだ。東芝が動作保証しているのはアイ・オー・データとバッファローの一部機種だけだが、基本的にセルフパワーならバルクHDDとUSBボックスを組み合わせた自作のものでも動作すると思われる。

 37Z3500には2つのUSBポートがあり、うち1つはデジタルカメラやUSBメモリなどをつないで中の画像などを表示したり、キーボードをつなぐための汎用ポートで、もう1つがHDD録画専用となっている。

 ここにUSB HDDをつないで、認識や初期化作業を行なえば、後は番組表画面から録画したい番組を選ぶだけで録画できる。オプション機能でありながら、録画機能は普通のレコーダーと同等の機能を持っており、「連ドラ予約」や、キーワードによる番組検索、録画中番組追っかけ再生、録画中に録画済み番組を再生する機能などがある。

 録画ができるのはデジタル放送のみで、アナログ放送や、外部入力からの録画はできない。また、本製品はチューナを2基搭載しているが、2番組同時録画はできないほか、録画したデータは録画媒体が何であれ、そのTVでしか再生できないようセキュリティがかかっている。

 同時に使えるHDDは1台のみだが、最大8台までのHDDを登録できるので、もしHDDがいっぱいになっても、新しいHDDにつなぎ替えればさらに録画できる。

 個人的には、仕事中に放映される番組を録画しておき、帰宅して視聴したら消すという使い方なので、HDD容量は300GBもあれば使い切ることはないと思う。

NASだけでなく、PCの共有フォルダにも録画できる

 HDD録画について、もう1つ語らなければならないのが、ネットワークHDD(NAS)への録画機能だ。本製品にはEthernetが3ポートあり、1つが汎用、2つめがHDD専用、3つめが4th Media専用となっている。

 HDD専用ポートにNASを直接接続すると、NASのIPアドレスがTVから割り当てられる。だが、家庭内ネットワークにDHCPサーバーがある場合(ほとんどがそうだろう)、汎用ポートにEthernetケーブルをつないでおけば、TVからNASが見えるので、それで十分だ。

 NASもTVに登録しておけば、USB HDDと同じように扱える(もちろん、NAS側で事前に共有設定を行なう必要はある)。しかも、USB HDDと違い、NASであれば複数台を同時接続できるほか、実はPC内の共有フォルダもNASとして認識される。つまり、PCさえあれば、それだけでTV番組を録画できるのだ。

 ただし、PCやNASへの録画は転送速度が問題になることがある。USBの480Mbpsに対し、Ethernetは100Mbpsしかない。デジタル放送のビットレートは20~30Mbps程度なので、録画中の再生機能を利用するには、50~60Mbps程度の転送速度が必要となる。

リモコンのボタンの感触や内容、レイアウトも使い勝手がいい

 37Z3500には、録画のみと、録画+再生の2段階で、PC/NASが必要な転送速度を持っているかテストする機能がある。これにパスすれば問題ないかというと、PCやNASでは、TVの録画以外のディスクアクセスが頻繁にあるため、いざ録画する時に転送速度が足りなくなる状況が発生しうるのだ。

 そのため、録画はUSB HDDに行なうことを強くお勧めする。録画した番組は、USB HDDからPC/NASにデータをムーブすることが可能なので、HDDの容量が足りなくなったら、それらに待避させられる。

 なお、動画のムーブ中は録画ができなくなる。番組の時間次第だが、1本で30分くらいかかる場合もあるので、予約録画の直前などにはムーブを行なわないことをお勧めする。また、筆者宅ではムーブに失敗することが何度かあった。データの損失には至っていないが、複数の番組を一括ムーブする時に失敗が出やすいようだ。NASとの相性なのかもしれない。

 37Z3500にはDLNAクライアント機能があるので、例えばWindows Media Player 11でコンテンツを共有させておけば、PCをレコーダー兼メディアサーバーとしても利用できる(NASもDLNAサーバー機能があれば同様に利用可能)。

 ただ、TVとしては機敏でも、PCなどと比べるとメニューの操作が緩慢だし、写真のサムネールを表示するのにも結構な時間がかかる。また、37Z3500から動画ファイルなどにアクセスすると、視聴時間などを保存していると思われるメタファイルが、1ファイルにつき1個作られてしまう。ちょっとこれはやり過ぎだと思う。

 対応できるファイルフォーマットも限られるし、結局DLNAクライアントにはPS3を使っている。

 ちなみに、つないでいる録画機器がHDDだけとか、レコーダだけとか1つしかない場合、予約録画の設定画面で録画機器の選択が自動的にスキップされる。本製品のリモコンやユーザーインターフェイスには、こういった細やかな配慮が多く見られる。

●ゲームモードは想像以上の遅延が発生

大型TVを買う最大の理由であったPS3

 PS3との組み合わせはどうか? それまでのSDからフルHDへ変わったことによる感動はすこぶる大きい。

 メーカーから応答速度の具体的数値は公開されていないが、ゲームをプレイしていて残像を感じることはない。ただ、ゲームモードでもバーチャファイター5をプレイしていると、入力から表示までの遅延を感じる。体感では3~4フレームといったところだろうか。

 ここから、非常にマニアックな説明をするが、わりと重要なことなので、あえて専門用語で書かせてもらう。アキラで大纏崩捶を使って敵を放り投げた後、相手がどのキャラであっても、最低空中で3回、軽いキャラなら4回パンチをいれられるが、3回目がスカることがある。大纏崩捶後の最初のパンチは目で見てタイミングを合わせる必要があるので、この時に遅れてしまっているようだ。

 また、ディフェンシブムーブから投げ抜けを3個仕込んだ時、投げ漏れまでは行かないが、3個目の投げ抜けがほとんど成功しない。ブラウン管TVでは3個目も普通に抜けていたので、これも自分の技をガードされたのを見てから、ディフェンシブムーブ→投げ抜けと行動した時に、表示遅延の影響を受けているようだ。

 一番辛いのが、猛虎硬爬山→カク打頂肘の連続技。カク打頂肘は、猛虎硬爬山が相手に触れたのを見てから(確か2フレームくらいの内に)、Pを押すと発生するが、これがアーケードやブラウン管TVのタイミングでやってると全然出てくれない。このほか、先行しゃがみダッシュや、屈伸によるファジーガードも影響を受けやすい。一方、ヒット確認が不要な崩撃雲身双虎掌などは問題なく出る。

 この問題は、やり込みによって、ある程度回避できるのだが、これに慣れると、今度はアーケードでプレイした時に問題が出る。解決策としては、アーケードと家庭での両方のタイミングを体にたたき込み、状況に応じて使い分けるしかない。37Z3500に対する数少ない不満点の1つだ。

 なお、この遅延問題は、当然バーチャファイターに限らず、どのゲームでも発生する。ただし、コンマ1秒にも満たないわずかなものなので、アクションゲームでもほとんど問題にはならないと思う。また、タイミングが重要なリズムゲームも、常に一定の速さで画面/音符が動くので、ここでボタンを押せばOKというのを一度つかめば大丈夫だし、ゲームによっては設定画面でタイミングを微調整できる。

 ちなみに、バーチャファイター5では、HDMI経由でオーディオが5.1ch出力(S/PDIF出力や他のゲームは特に調べていない)だと、音の発生がコンマ1秒程度遅れるという別の問題もあった。これは、ちょっとでもアーケード版をプレイしたことある人なら、すぐに分かるくらいはっきり遅れている。

 対策としては、PS3の設定で、5.1ch出力を無効にして、強制的に2ch出力にするか、オーディオをAVマルチケーブルから出力すると解消できる。ただ、この設定だと、DVDやBDビデオでも5.1ch出力ができなくなってしまうのだが、AVセンター(オーディオアンプ)を経由させると、HDMI 5.1ch出力でもバーチャファイターでの音の遅れがなくなった。

●映画観賞用にはもってこい

120Hz倍速駆動時で、24pの映画を見る場合は、5-5フィルムモードを選ぶことで、各コマを5コマずつ表示させ、24コマと同等の表示にできる

 DVD/BDビデオプレーヤーとしてのPS3との相性はいい感じだ。PS3と37Z3500は、どちらも24p表示機能を持っているので、オリジナルのフィルム感そのままに映像を楽しむことができる。

 ただ、37Z3500の24pモード(5-5フィルムモード)を使わず、スムーズモードを使うと、スタッフロールはもとより、ゆっくりパンするシーンなどがなめらかになるので、こっちを使うのもアリだと思う。

 PS3はDVD再生時のアップスケールが優れていることで定評があるので、いくつかのタイトルで効果のほどを見てみたが、OFF(つまり、37Z3500にアップスケールさせる)の場合でも、あまり差が分からなかった。

 もちろん、細かなところで差は出ているのだが、写真にとって見比べてやっと分かるということも少なくない。基本的には筆者に審美眼がないのだろうが、37Z3500のアップスケールもかなりの実力なのだと思う。とはいえ、PS3の方が優れてるのは明白なので、PS3にアップスケールさせて使っている。

 1つ気になったのは、37Z3500の映像メニューを「映画プロ」にすると、やや黄ばんだ色になることだ。普段はあまり気にならないが、白い画面になると結構気になってしまうので、詳細調整で、色温度を標準の「低」から「中」に変えた。

37Z3500はオンキヨーのAVセンターと相性が良く、新しい機器ならHDMI接続時に自動的に型番も表示されるほど。ちなみに、PS3となっているのはAVセンターでカスタマイズした入力ソース名

 実は、37Z3500に合わせて、オンキヨーのAVセンター「TX-SA805」と5.1chスピーカーも購入した。37Z3500を選んだ理由には、TX-SA805との相性の良さもあったのだ。

 最近のTVは、レグザリンク、ビエラリンク、ブラビアリンクなど、HDMIを使った、他の機器との連動を売り文句にしている。基本的な用途はレコーダーとの連動だが、AVセンターも連動可能なものがある。

 実際に購入したのは、TX-SA805の方が若干後なのだが、次世代DVD系の全ての規格に対応していることなどから、実はTVよりも先にAVセンターの機種を決めていた。ソニーの場合、自社でAVセンターを出しているので、他社製品の連動は積極的にはサポートしない。一方、東芝はレグザリンクの対象機種にオンキヨー製品もしっかり明記している。

 実際の使い勝手はどうかというと、完璧だ。TVのリモコンでTVの電源を入れると、AVセンターもONになるし、音量を変えると、AVセンターの音量が調整される。TVの入力をTVからPS3に変えた時も、AVセンターの入力が自動的に切り替わる。そのため、AVセンターのサラウンドモードを変える時以外、AVセンターのリモコンを触る必要がない。前述の通り、バーチャファイター5での5.1ch時の問題も解消されるなど、言うことなしだ。

 PS3の持つAV機能もフルに引き出せる能力を持っているので、映画を楽しむ上で、この3つの組み合わせは最強に近いと感じている。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□製品情報
http://www.regza.jp/product/tv/lineup/z3500/concept.html
□関連記事
【11月9日】画質も録画機能も進化した「REGZA」最上位機
こだわりの高付加価値テレビ。東芝「42Z3500」(AV)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071109/np028.htm
【10月17日】広色域対応HDMI機器は「HDMI 1.3(x.v.Color)」に(AV)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071017/hdmi.htm

(2007年12月27日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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