IDC Japan、第3四半期のディスプレイ市場は縮小 ~コンシューマ向けの70%はワイドに
12月27日 発表
IDC Japan株式会社は27日、2007年第3四半期の国内PCディスプレイ市場の実績をとりまとめた。
これによれば、PCディスプレイの出荷台数は前年同期比8.2%減の154万台となった。主力となるスクエアタイプのパネル価格が高騰し、供給不足で販売価格が上昇したが、ワイドタイプは引き続き価格下落が続いており、全体の販売金額も同6%減となった。
ベンダー別シェアでは三菱電機が1位、アイ・オー・データ機器が2位、ナナオが3位。バンドルにおけるベンダーシェアではデル、NEC、富士通の順となった。IDC Japanは、19型以下のスクエアパネルのパネルを確保できたベンダーが売上げを伸ばしたと分析している。
サイズ別では17型が全体の40.7%を占めたが、前年同期の比較では9.9%減となり、19型以上への移行が進んだ。ワイドの比率は全体の26.1%で、このうち19型ワイドが3分の1を占め主流となった。一方、コンシューマ向け市場では出荷の70%超をワイドが占めた。
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サイズ別出荷実績推移、2006年第2四半期~2007年第3四半期(出典:IDC Japan) |
□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20071227Apr.html
(2007年12月27日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]
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