FMV-DESKPOWER LX (LX70Y/D)

12月21日より順次発売

価格：オープンプライス

　富士通株式会社は、デスクトップPC「FMV-DESKPOWER」およびリビングPC「FMV-TEO」の春モデルを12月21日より順次発売する。価格はオープンプライス。OSは全モデルでWindows Vista Home Premiumを搭載。

　2007年秋冬モデルからCPU/HDDなどのスペックアップを図り、性能強化が施された。

●液晶サイズをアップした「FMV-DESKPOWER LX」

　液晶一体型デスクトップPC「FMV-DESKPOWER LX」は全5モデルが用意される。発売は12月21日。

　従来は上位モデルで20.1型ワイド液晶、下位モデルでは17型液晶を搭載していたが、これを上位モデルで1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応22型ワイド液晶、下位モデルで1,440×900ドット(WXGA+)表示対応19型ワイド液晶に変更。搭載液晶の変更にあわせ、筐体もスリムなデザインに変更された。

　最上位モデルの「LX70Y/D」は、22型WSXGA+液晶、CPUにCore 2 Duo E4500(2.20GHz)、メモリ2GB(1GB×2/最大4GB)、HDD 500GB、地上/BS/110度CSデジタルチューナ、56Kモデム、IEEE 802.11b/g無線LAN、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は26万円強の見込み。

LX50Y

　最廉価モデルの「LX50Y」は、19型WXGA+液晶、CPUにPentium Dual-Core E2160(1.80GHz)、メモリ1GB(1GB×1/最大4GB)、HDD 320GB、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は19万円前後の見込み。LX50YにPowerPoint 2007を追加した「LX50YP」も用意され、店頭予想価格は19万円強の見込み。

　全モデルでチップセットにIntel G965 Express(ビデオ機能内蔵)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。

　インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、SDカード(SDHC対応)/メモリースティック(PRO)対応スロット、Gigabit Ethernet、S/PDIF出力(光角型)、音声入出力などを備える。

　本体サイズ/重量はLX70Y/Dが608×243×479mm(幅×奥行き×高さ)/約18.5kg、LX50Yが542×243×437mm(同)/約17.5kg。ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスが付属する。

□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0712/deskpower/lx/

●19型ワイド液晶採用の「FMV-DESKPOWER EK」

FMV-DESKPOWER EK

　シンプルなデザインの液晶一体型デスクトップPC「FMV-DESKPOWER EK」は12月21日より発売される。店頭予想価格は14万円強の見込み。

　搭載液晶をこれまでの17型から19型WXGA+液晶に変更。筐体外観は前モデルを継承する。

　液晶以外の主な仕様は、CPUにCeleron 530(1.73GHz)、チップセットにIntel GL960 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(512MB×2/最大2GB)、HDD 320GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2007を搭載。

　インターフェイスはUSB 2.0×4、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

　本体サイズは445×213×390mm(同)、重量は約11.9kg。

□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0712/deskpower/ek/

液晶は大型化したが、基本デザインは前モデルを継承

●セパレート型の「FMV-DESKPOWER CE」

　19型WXGA+液晶付属のデスクトップPC「FMV-DESKPOWER CE」は2製品4モデルが12月21日より発売される。筐体デザインは前モデルを継承するが、下位モデルは電源ボタンの外周に縁取りを施すなど、前面パネルのカラーリングが一部変更された。

　上位モデルの「CE50Y9」はCPUにCore 2 Duo E4500、チップセットにIntel G965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB(1GB×2/最大4GB)、HDD 320GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は21万円前後の見込み。

　空きスロットはPCI Express x16×1、PCI×1。インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)、Type2 PCカードスロット、SDカード(SDHC対応)/メモリースティック(PRO)対応スロット、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、S/PDIF出力(光角型)、音声入出力などを備える。

　本体サイズは89×368×340mm(同)、重量は約8.5kg。

　下位モデルの「CE40Y9」はCPUにモバイルSempron 3600+(2GHz)、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 1150(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(1GB×1/最大2GB)、HDD 320GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は17万円前後の見込み。

　インターフェイスはUSB 2.0×6、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

　本体サイズは89×338×332mm(同)、重量は約7.3kg。

　このほか、両モデルともにPowerPoint 2007を追加したモデルも用意される。店頭予想価格はそれぞれ21万円強、17万円強の見込み。

□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0712/deskpower/ce/

CE50Y9	CE40Y9

●ダブルチューナ搭載のリビングPC「FMV-TEO」

FMV-TEO (TEO90Y/D)

　リビングPC「FMV-TEO」は2モデルが用意される。発売日は2008年1月31日。筐体デザインは前モデルを継承する。

　新モデルではTVチューナを地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2に強化し、ダブル録画に対応した。また、リモコン操作に着目し、リモコンの8方向キーでマウスを操作可能としたほか、パナソニックの液晶TV「VIERA」、シャープの液晶TV「AQUOS」のリモコンでもコンテンツ管理UI「MyMedia」の操作が可能。

　上位モデルの「TEO90Y/D」は、メモリ2GB(1GB×2/最大4GB)、Blu-ray Discドライブを搭載し、店頭予想価格は24万円前後の見込み。

　下位モデルの「TEO70Y/D」は、メモリ1GB(512MB×2/同)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載し、店頭予想価格は15万円前後の見込み。

　そのほかの主な仕様は共通で、CPUにCore 2 Duo T5500(1.66GHz)、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 1250(ビデオ機能内蔵)、HDD 500GBを搭載。

　インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)×1、SDカード(SDHC対応)/メモリースティック(PRO)対応スロット、Gigabit Ethernet、DVI-I×1、HDMI出力、56Kモデム、S/PDIF出力(光角型)、音声入出力などを備える。

　本体サイズは340×362.5×78.5mm(同)、重量は約6.4kg。タッチパッド付きワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスが付属する。

□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0712/fmv_teo/teo/

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/12/18.html
□関連記事
【9月3日】富士通、Blu-ray搭載リビングPC「FMV-TEO」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0903/fujitsu1.htm
【4月17日】富士通、デスクトップPC「FMV-TEO/DESKPOWER」夏モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0417/fujitsu3.htm

(2007年12月18日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]