「MDT242WG」

12月7日 発売

価格：オープンプライス

　三菱電機株式会社は、マルチメディア向けのワイド液晶ディスプレイ「VISEO」シリーズ新モデル2製品を12月7日に発売する。価格はオープンプライス。

●WUXGA対応24.1型「MDT242WG」

　「MDT242WG」は、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応の24.1型ワイド液晶ディスプレイ。店頭予想価格は138,000円前後の見込み。

　前モデル「MDT241WG」からの変更点は、入力切替などが行なえるリモコンを添付し、スピーカーユニットの特性/開口部の形状などから受ける悪影響に、補正信号を加えて打ち消す「DIATONEリニアフェイズ」回路を追加して音質向上を図った。

　また、ファームウェアは最新のものになり、スタンダードやテキストモード、ゲームモードが選択できる「DV MODE」に、「スタンダード1/2」、「ゲーム1/2」を用意。グラデーションでマッハバンドが発生しない新モードを設けた。

　そのほかの機能はMDT241WGを継承し、バックライトスキャニング/黒挿入で動画の残像低減を行なう「MP ENGINE」などを搭載する。インターフェイスも同じで、HDCP対応DVI-D、ミニD-Sub15ピン、HDMI×2、D5端子、Sビデオ/コンポジットの各入力、5W+5Wのステレオスピーカーと、S/PDIF出力、ヘッドフォン出力などを備える。

　パネルはA-MVA方式。パネルの仕様は表示色数約1,677万色(RGB各色10bitから)、応答速度16ms(中間色6ms)、コントラスト比1,000:1(CRO動作時2,000:1)、輝度500cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。色域はNTSC比72%。

　本体色はクリアピアノブラック。本体サイズは558.5×270×460.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.2kg。

●WSXGA+対応22型「MDT221WG」

「MDT221WG」

　「MDT221WG」は、1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応の22型ワイド液晶ディスプレイ。店頭予想価格は79,800円前後の見込み。

　MDT221WGは、NTSC比92%の広色域パネルを採用し、黒挿入による画像への影響を補正する「RGB色補正技術」を搭載する。インターフェイスはPC用のHDCP対応DVI-D、ミニD-Sub15ピンのほか、AV用にHDMI×2、D5端子を備える。スピーカーは3W+3W。

　パネルはTN方式で、主な仕様は表示色数約1,677万色(RGB各色10bitから)、応答速度5ms、コントラスト比1,000:1(CRO動作時2,000:1)、輝度300cd/平方m、視野角が上下/左右ともに160度。

　本体色はサテンブラック。本体サイズは509.8×156×404.4mm(同)、重量は約6.6kg。

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2007/1114.htm
□関連記事
【5月10日】三菱、HDMI×2/D5コンポネ装備の24.1型WUXGA液晶「MDT241WG」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0510/mitsubishi.htm

(2007年11月14日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]