11月下旬　発売

価格：オープンプライス

　株式会社アイ・オー・データ機器は、地上デジタルTVチューナを内蔵した19型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-DTV191XBR」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,800円前後の見込み。

独自開発の受信モジュール。チューナはアルプス製

　独自開発の受信モジュールを搭載し、地上デジタル放送を視聴可能な液晶ディスプレイ。液晶パネルは1,440×900ドット(WXGA+)表示対応の光沢パネルを採用し、1画面で12チャンネル4時間分のEPG(電子番組表)データを表示できる。また、EPGからの番組の視聴予約に対応し、予約番組の放送時間が近くなるとアラートが表示される。TV視聴画面は放送ソース本来の16:9表示と、WXGA+サイズにあわせた表示を選択できる。

　リモコンが付属し、ディスプレイ電源ON/OFF、入力ソース切り替え、画面モード切り替えなどの操作が可能。画面モードは標準/CG/映画/ナイトの4パターンが用意され、映像ソースに合わせた輝度を選択できる。

　同社は快適な操作性を売りにしており、電源投入から視聴画面表示開始まで約5秒、チャンネル変更による表示切り替えは約2秒と、レスポンスの速さを謳う。

　そのほかの主な仕様は、表示色数約1,677万色、応答速度5ms、コントラスト比1,000:1、輝度300cd/平方m、視野角が上下/左右ともに160度。入力インターフェイスはミニD-Sub15ピン、D4端子、Sビデオ、コンポジットを備える。また、本体下部に2.5W×2のステレオスピーカーを内蔵する。

　本体サイズは460×191×371mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.9kg。

　なお、発売を記念し、日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)の個人向けデスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC ウィンターモデル」(s3000シリーズおよびv7000シリーズ)とのセット製品が用意される。

背面のインターフェイス類。D4入力は音声入力の下にある	本体左側面にB-CASカードスロットを備える	本体右側面には音量切り替え、チャンネル切り替え、入力切り替えボタンなど

プライベートルームでの利用イメージ	付属のリモコン。各入力ソースに応じた切り替えボタンが用意される

映像ソースに合わせてモードを変更可能。標準(左上)、映画(右上)、CG(左下)、ナイト(右下)の4パターンが用意される

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2007/11/07_pr018.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/display/lcd/2007/lcd-dtv191xbr/
□関連記事
【10月31日】アイ・オー、光沢パネルのWSXGA+対応22型ワイド液晶
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1031/iodata.htm

(2007年11月8日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]