NEC、ホームサーバー向けの新技術を開発
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ハイリライアブルデザインの概念図 |
10月2日 発表
NECおよびNECパーソナルプロダクツは2日、ホームサーバー向けの新技術を発表した。
今回発表された技術は、ホームサーバー・クライアント・ソリューションを実現するためのもので3つが公開された。
「リモートスクリーンテクノロジ」は、独自のデータ圧縮/伸張により、PCの画面と音声情報をクライアントに送る技術。VPN接続によりセキュリティを確保し、ホームサーバーの電源も操作可能としている。
「マルチレコードキャストテクノロジ」は、HDDの高速アクセスと、デジタル放送用の専用高速処理LSIの組み合わせで、デジタル放送の2番組録画と2番組配信を同時に行なえる。
「ハイリライアブルデザイン」は、ホームサーバーとして長期の安定稼働を可能にした。PCとレコーダ部分の処理を分離し、録画中でもPCに負荷がかからないセパレート構造や、レコーダ部分を24時間監視し自動復旧する機能が含まれる。
なお、4日まで幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2007」にて技術展示が行なわれている。弊誌でも追って、現地レポートをお届けする予定だ。
□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0710/0201.html
□NECパーソナルプロダクツのホームページ
http://www.necp.co.jp/
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(2007年10月2日)
[Reported by date@impress.co.jp]