富士通、UMPC向けの高効率な電源LSI
2007年11月 出荷 富士通株式会社は18日、UMPC向けの高効率な電源LSI「MB39C308」を開発したと発表した。2007年11月よりサンプル出荷を開始する。 UMPC向けにワンチップで、システム/メモリ/チップセットに電力を供給する電源LSI。Intelが推進するUMPC向けの低消費電力プラットフォーム「LPIA」の2008年版に対応する、業界初の製品としている。 2008年版のLPIAに対応し、6チャンネルの電圧を生成するDC/DCコンバータを内蔵したほか、LDMOS技術による高効率な電源供給、スイッチングFET内蔵によるチップの小型化などを実現している。 同社は、今後もUMPC市場の拡大にあわせてUMPC向け電源LSIのラインアップを拡大する予定としている。また、同社はUMPCとして「FMV-BIBLO LOOX U」シリーズを販売しており、同チップの採用により駆動時間が延長することが期待される。
(2007年9月18日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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