“出張族に聞くノートPCに関する調査” 1番人気は「Let'snote」
9月13日 発表
ヤフーバリューインサイト株式会社による、国内出張の多いビジネスパーソンを対象としたノートPCの利用状況に関するアンケート結果が13日、公開された。対象は20~50代で月1回以上国内出張し、ノートPCを所有している2,000人。調査期間は2007年8月3日~8日。
調査結果によると、いわゆる出張族が最も利用しているノートPCはパナソニックの「Let'snote」シリーズ。割合は20.2%で突出している。以下、2位がソニーの「VAIO」(14.0%)、3位がレノボの「ThinkPad」(11.2%)、4位が東芝の「dynabook」(10.9%)、富士通の「FMV-BIBLO」(10.9%)と続く。
所有ノートの満足点については、1位から順に「軽い」、「小さい」、「頑丈」、「長時間利用できる」などの項目が選ばれた。一方、不満点については、「重い」、「長時間利用できない」、「機能・スペックが低い」、「大きい」となった。
今後、同じメーカー、ブランドを継続して購入するかという設問については、面白い傾向が見られる。最も継続購入の意向が強いのはアップルの「Macintosh」で、68.4%と7割近い。2位はパナソニック「Let'snote」で54.8%、3位はレノボ「ThinkPad」で42.4%と続く。反対に、デル所有者は40.2%が違うメーカーを買いたいと回答している。
所有するノートPCを選択したのは誰か、という設問では、「自分で選択し、自分で購入」が最も多いのはアップル「Macintosh」で、82.5%に及ぶ。シャープ「Mebius」(70.1%)、ソニー「VAIO」(65.7%)も高い。逆に、「会社が選択し、会社が購入」では、日本ヒューレット・パッカード(58.5%)、レノボ「ThinkPad」(50.4%)、デル(42.5%)と、外資系が高い比率になっている。
ノートPCを選ぶ際に重視する点は、1位から順に「軽い」、「長時間利用できる」、「小さい」、「頑丈」、「高性能」と続く。
そして、それらの要求を満たすとユーザーに認識されている結果を示す「次回購入したいノートPCブランド」(3つまで複数回答)については、1位がパナソニック「Let'snote」で49.4%となった。以下、ソニー「VAIO」(39%)、東芝「dynabook」(27.3%)、富士通「FMV-BIBLO」(20.4%)、NEC「LaVie」(18.9%)と国内メーカーが並んでいる。所有率、継続購入意欲がともに高いレノボ「ThinkPad」は13.3%と伸び悩んでおり、継続ユーザーは購入しても、新規ユーザーの獲得ができていない傾向が見られる。
□ヤフーバリューインサイトのホームページ
http://www.yahoo-vi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yahoo-vi.co.jp/news/pr/00173.html
(2007年9月14日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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