【やじうまPC Watch】
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インテル吉田共同社長(右)。始球式でキャッチャーを務めたラミレス選手と握手 |
9月11日 開催
東京ヤクルトスワローズは11日、読売ジャイアンツとのナイトゲームを「インテル レノボ Day」として、史上初となる「エコナイター」を実施した。
発行されたグリーン電力証明。なお、発電電力量が1,000kWhとなっているが、本当は5,000kWh |
この企画は、インテル、レノボ・ジャパンの提供によるもので、ナイトゲームに使用される照明や球場内のビジョンの電力を、群馬県の伊勢崎浄化センターに設置されたバイオガス発電設備を電源として行なうもの。この発電設備は、汚水を浄化した際に発生するメタンガスを利用して発電している。
このエコナイターには、株式会社自然エネルギー・コムが5,000kWhのグリーン電力証明「ENERGY GREEN」を発行。この証明書を持つことで、自然エネルギーによって発電された電力と見なされる。これにより、日本プロ野球で史上初のグリーン電力を使用した公式戦となった。また、エコナイターということで、先着3,000名にエコバッグが配られた。
当日はあいにくの雨模様で、都心は昼頃から大雨となったが、夕方頃から小雨になり、無事、試合は開催された。
いよいよ試合開始となり、インテルの吉田共同社長が始球式。東京ヤクルトのユニフォームに身を包んで登場した。背番号はこの日の東京ヤクルト先発の石井一投手と同じ16番で、名前には「カズ」繋がりで「KAZ」と書かれていた。
キャッチャーは7月、8月と2カ月連続で月間MVPに選ばれ、日本プロ野球で1,000本安打、200本塁打を達成して試合前のセレモニーでお祝いされたラミレス選手。バッターボックスにはマスコットのつば九郎が入った。
吉田共同社長は、大きく振りかぶって投げ込み、見事にラミレス選手のミットにストライク投球となった。
プレートに足をかけ投球動作に入るインテルの吉田共同社長 | 大きく振りかぶって綺麗なフォームで始球式を行なった |
始球式後にマスコットのつばみと記念写真。後ろからつば九郎が覗き込んでいる | グローブにはラミレス選手のサイン。2006年シーズンにホームラン後のパフォーマンスでやっていた「チッチキチー」がカタカナで書かれている |
試合の方は、雨の影響か、エコナイターの影響か、吉田共同社長の始球式の影響かは不明だが、試合終了が23時前、試合時間4時間30分(中断含む)の手に汗握る展開に。序盤に巨人が得点を重ねるが、終盤に東京ヤクルトが猛追。9回裏に5-6まで追い上げたが、最後は巨人が逃げ切った。
□ヤクルト球団のホームページ
http://www.yakult-swallows.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yakult-swallows.co.jp/red_mpl/topicsView2.cgi?TYPE=T&SEQ=9693
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□レノボ・ジャパンのホームページ
http://www.lenovo.com/jp/
□自然エネルギー・コムのホームページ
http://www.energygreen.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.energygreen.co.jp/press070907.html
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0126/yakult.htm
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http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070620/xbox.htm
(2007年9月12日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]