富士通、Blu-ray搭載リビングPC「FMV-TEO」
|
FMV-TEO (TEO90X/D) |
9月6日 発売
価格:オープンプライス
富士通株式会社は、リビングPC「FMV-TEO」およびデスクトップPC「FMV-DESKPOWER」シリーズを9月6日より発売する。価格はオープンプライス。OSは全機種でWindows Vista Home Premiumを搭載。
筐体デザインは全機種で夏モデルを継承する。
●BD搭載「FMV-TEO」
リビングPC「FMV-TEO」は3モデルがラインナップされる。うち、最上位モデルの「TEO90X/D」はBlu-ray Disc(BD)ドライブを搭載。これに伴い、編集ソフト「BD-MovieAlbum」がプリインストールされ、BD上でHD映像の編集が可能となった。また、デジタルハイビジョンカメラの映像を簡易編集が可能なソフト「HD Writer」も用意される。
このほか、全モデルで、主な液晶TVでサポートする1,360×768ドットの解像度に対応。パナソニックやシャープなど、一部メーカーの液晶TVと連動して電源OFF時にTEOの電源もOFFとなる「一斉電源オフ」機能を搭載。本体カラーをシルバー&ブラックとし、AV機器を意識した配色となった。
TEO90X/Dは、メモリ2GB(1GB×2/最大)、HDD 500GB、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ、モデムを搭載し、店頭予想価格は26万円強の見込み。
中位モデルの「TEO70X/D」は、TEO90X/Dからメモリを1GB(512MB×2)、光学ドライブを±R DL対応DVDスーパーマルチドライブに変更し、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載。店頭予想価格は18万円前後の見込み。
最廉価モデルの「TEO50X」は、メモリ1GB(1GB×1)、HDD 160GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載し、TVチューナおよびモデムを省いたモデル。店頭予想価格は13万円前後の見込み。
そのほかの主な仕様は共通で、CPUにCore 2 Duo T5500(1.66GHz)、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 1250(ビデオ機能内蔵)を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)×1、SDカード/メモリースティック/xD-Picture Card対応スロット、Gigabit Ethernet、DVI出力、HDMI出力を備える。
本体サイズは340×362.5×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0709/fmv_teo/teo/
●液晶一体型の「DESKPOWER LX」
液晶一体型のデスクトップPC「DESKPOWER LX」は4モデルが用意される。
20.1型ワイド液晶を搭載した最上位モデル「LX70X/D」の店頭予想価格は26万円前後の見込み。主な仕様は1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応20.1型ワイド液晶、CPUにCore 2 Duo E4400(2GHz)、HDD 500GB、IEEE 802.11b/g無線LAN、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ、モデムを搭載。
1,280×1,024ドット(SXGA)表示対応17型液晶を搭載した「LX55X/D」は、CPUにCore 2 Duo E4400、HDD 500GB、IEEE 802.11b/g無線LAN、地上デジタルTVチューナ+地上アナログTVチューナ、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載し、店頭予想価格は24万円前後の見込み。
地上デジタルTVチューナを搭載した「LX50X/D」は、17型SXGA液晶、CPUにPentium Dual-Core E2140(1.60GHz)、HDD 320GBを搭載し、店頭予想価格は22万円前後の見込み。
TVチューナなしの最廉価モデル「LX40X」は、LX50X/DからCPUをCeleron 420(1.60GHz)に変更し、店頭予想価格は19万円前後の見込み。
そのほかの主な仕様は共通で、チップセットにIntel G965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(512MB×2、最大2GB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。
【お詫びと訂正】初出時、DESKPOWER LXのチップセットを「GM965 Express」と記載しておりましたが、正しくはG965 Expressです。お詫びして訂正いたします。
インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード/メモリースティック/xD-Picture Card対応スロット、Gigabit Ethernetなどを備える。
本体サイズ/重量はLX70X/Dが580×255×453mm(同)/約18kg、それ以外のモデルが510×255×453mm(同)/約16.5kg。
LX70X/D | LX55X/D |
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0709/deskpower/lx/
●スリムデスクトップ「DESKPOWER CE」
液晶分離型デスクトップPC「DESKPOWER CE」は2モデルが用意される。
これまで付属の液晶ディスプレイは17型だったが、今回のモデルでは1,440×900ドット(WXGA+)表示対応19型ワイド液晶ディスプレイが付属する。また、新たにFeliCaリーダが添付される。
上位モデルの「CE50X9」はCPUにCore 2 Duo E4400(2GHz)、チップセットにIntel G965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大3GB)、HDD 320GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、店頭予想価格は20万円前後の見込み。
【お詫びと訂正】初出時、CE50X9のチップセットを「GM965 Express」と記載しておりましたが、正しくはG965 Expressです。お詫びして訂正いたします。
拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×1を搭載。インターフェイスはUSB 2.0×6、Type2 PCカードスロット、SDカード/メモリースティック/xD-Picture Card対応スロット、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピンを備える。
本体サイズは89×368×340mm(同)、重量は約8.5kg。
下位モデルの「CE40X9」はCPUにモバイルSempron 3600+(2GHz)、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 1150(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 320GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、店頭予想価格は17万円強の見込み。
インターフェイスはUSB 2.0×6、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピンなどを備える。本体サイズは89×338×332mm(同)、重量は約7.4kg。
CE50X9 | CE40X9 |
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0709/deskpower/ce/
●省スペース一体型「DESKPOWER EK」
EK30X |
液晶一体型の省スペースデスクトップPC「DESKPOWER EK」は「EK30X」1モデルが用意される。店頭予想価格は14万円前後の見込み。
主な仕様は17型SXGA液晶、CPUにCeleron M 520(1.60GHz)、チップセットにIntel 945GM Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 160GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×4、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。
本体サイズは375×213×390mm(同)、重量は約11.7kg。
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0709/deskpower/ek/
□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/09/3.html
□関連記事
【4月17日】富士通、デスクトップPC「FMV-TEO/DESKPOWER」夏モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0417/fujitsu3.htm
(2007年9月3日)
[Reported by ishid-to@impress.co.jp]