液晶ディスプレイは19型が主流に、BCN調べ7月23日 発表 株式会社BCNは23日、PC販売店と家電販売店からのデータを基に、液晶ディスプレイの2007年1月~6月の販売動向をまとめたレポートを発表した。 これによると、5月まで連続して前年同期比でマイナス成長だった販売台数と金額が、6月にそれぞれ8.4%、4.5%のプラスに転じた。その理由として、液晶ディスプレイが付属しないPCの比率が30%を超えたことが影響したとしている。 サイズ別シェアでは、2月に19型が17型を上回るとともに、22型がシェアを継続的に伸ばした。平均価格においては、22型が4万2千円から3万9千円に、19型が3万1千円から2万8千円へと下落した。 メーカー別台数シェアでは、アイ・オー・データ機器が4月に一度トップになったものの、6月時点では1位が三菱電機で20.7%、2位がアイ・オー・データ機器で18.7%、3位がLG電子で9.6%、4位が日本エイサーで8.5%、5位がベンキュージャパンで7.1%となった。19型のみで見ると、アイ・オー・データ機器が22.7%のシェアを持ち、それに次ぐ三菱電機は14.4%となった。 BCNは、22型の比率が上昇中で、20型を超えるディスプレイが主流になるのも早くなる可能性があるとしている。
(2007年7月23日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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