富士電機、容量334GBのHDプラッタを量産開始6月25日 発表 富士電機デバイステクノロジー株式会社は25日、世界最大容量となる334GBの3.5インチHD媒体を量産開始したと発表した。 同社独自の3層構造の磁性膜を用いた垂直磁気記録方式を採用し、高密度記録を安定化させ、世界最大容量となる334GBを実現。同日付けで昭和電工も同容量のHDの量産開始を発表しているが、特定の顧客の製品で同時に使用開始されたもので、共同開発ではないという。 同社では、現在月950万枚の生産能力を2008年3月末までに1,400万枚に順次引き上げ、幅広い用途に需要拡大が見込まれるHDDの大容量化、高性能化に対応していくとしている。 なお同社は、2.5インチでもこの製品と同じ方式を採用し、世界最大容量となる160GB HD媒体を4月より量産開始しており、世界初の量産化としている。 □富士電機デバイステクノロジーのホームページ (2007年6月26日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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