Radeon HD 2600/2400搭載ビデオカードが各社から
6月13日 発表 AMDが13日に各ビデオカードメーカーにRadeon HD 2600/2400搭載カードを出荷したという発表を受け、各メーカーから搭載カードが一斉に発表された。 いずれの製品も仕様はほぼ共通で、コア/メモリクロックは2600 XTが800MHz/1.40GHz(GDDR3の場合、GDDR4は2.20GHz)、2600 PROが600MHz/800MHz、2400 XTが700MHz/1.40GHz、2400 PROが525MHz/800MHz。バス幅は2600シリーズが128bit、2400シリーズが64bit。いずれの製品もDVI-IコネクタはHDMI変換コネクタを介しての音声出力が可能。 なお、下記以外にも、ASUSTeK、MSI、GIGABYTEなどから発売される予定となっている。 ●PowerColor PowerColorは、Radeon HD 2600シリーズ搭載製品を4モデル、2400シリーズ搭載製品を3モデル発表。 2600シリーズ搭載製品は、最上位の「PowerColor HD 2600 XT 256MB GDDR4」はメモリにGDDR4を256MB搭載。中上位の「同2600 XT 256MB GDDR3」はメモリにGDDR3を256MB搭載。中下位の「同2600 PRO 512MB GDDR2」はメモリにGDDR2を512MB搭載。下位の「同2600 PRO 256MB GDDR2」はメモリにGDDR2を256MB搭載する。 2400シリーズ搭載製品は、最上位の「同2400 XT 256MB GDDR3」はメモリにGDDR3を256MB搭載。中位の「同2400 PRO 256MB」はメモリにDDR2を256MB搭載。下位の「同2400 PRO 128MB」はメモリにDDR2を128MB搭載。 いずれの製品もPCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。インターフェイスは2600搭載製品がDVI-I(Dual-Link)×2、TV出力、2400搭載製品がDVI-I×1、ミニD-Sub15ピン×1、TV出力を備える。
□PowerColorのホームページ(英文) ●SAPPHIRE Technology SAPPHIRE Technologyは、Radeon HD 2600シリーズ搭載製品を3モデル、2400シリーズ搭載製品を2モデル発表。 このうち2600 XT搭載で最上位の「SAPPHIRE HD 2600 XT ULTIMATE」は、冷却機構にファンレスヒートシンクを採用することで、静音性を高めた。メモリはGDDR3を採用し、容量は256MBと512MBの2種類が用意される。 そのほか、リファレンス仕様に準拠した2600 XT/PRO、2400 XT/PRO製品を用意。メモリ容量は、2600搭載モデルがいずれも256MBと512MBの2モデルを用意し、2400 XTが256MBのみ、2400 PROが128MBと256MBの2モデルが用意される。 PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。インターフェイスは2600搭載製品がDVI-I(Dual-Link)×2、TV出力、2400搭載製品がDVI-I×1、ミニD-Sub15ピン×1、TV出力を備える。 なお、製品情報では、AGP版の2600 XT/PRO、2400 PRO搭載ビデオカードも掲載されている。
□SAPPHIRE Technologyのホームページ ●Info-Tek
Info-Tekは、Radeon HD 2600 XTを搭載した製品「GC-RX26XTG4-D3」を発表。ビデオメモリは2.20GHz駆動のGDDR4を採用し、容量は256MB。カードデザインや仕様はリファレンス通りだが、独自の2スロット冷却ファン「X-Turbo2」を採用し、静音性を高めた。 PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。インターフェイスは2DVI-I(Dual-Link)×2、TV出力を備える。 □Info-Tekのホームページ(英文)
□日本AMDのホームページ (2007年6月14日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
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