COMPUTEX TAIPEI 2007レポート

Xbox 360と見紛う無線LANルーター「R622AG」

会期：6月5日～9日

会場：Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/2/3
　　　Taipei International Convention Center

　台湾のAmigo Technologyは、ユニークな外観を製品デザインに採用するのをモットーとしている企業だそうだが、今回のCOMPUTEXの同社ブースには、Xbox 360のような外観の無線LANルーターを展示している。

　「R622AG」は、一見、マイクロソフトのゲームコンソール「Xbox 360」のようなデザインの製品。大きさはXbox 360よりも小さいが、縦置き時に中央部が内側へ反っているフォルムや、上部の灰色のスリット、電源スイッチとその回りのリングランプなど、本物に近いデザインを採用。近くでよく見れば、別のモノであることがすぐ分かるのだが、遠くからでは見間違えてしまうようなデキだ。

　機能は無線LANのアクセスポイント、ルーター、サーバーの3つのモードがある。無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/gをサポートし、MIMOに対応。インターフェイスには、LAN側にEthernet×4、WAN側にEthernet×1、USB 2.0×2を装備。

　USBポートには、外付けHDDやフラッシュメモリ/カードリーダなどのストレージや、Webカメラ、プリンタを接続して共有できる。また、SambaおよびFTPサーバーを搭載し、USBスピーカーを接続してストリーム音楽再生もできる。外観だけのインパクトといった趣の製品だが、機能面も充実している。

本体背面のポート。一般的なルーター機能となるEthernet×5に加えて、USB機器を共有できるUSBポートを2つ装備	横置きした状態。中央のラインはステータス用の各種LED

□COMPUTEX TAIPEIのホームページ(英文)
http://www.computextaipei.com.tw/
□Amigo Technologyのホームページ(英文)
http://www.amigo.com.tw/

(2007年6月8日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]