富士通、15,000rpmのSAS対応2.5インチHDDなどを投入
6月末より順次発売 価格:個別見積もり 富士通株式会社は、2.5インチHDD 2製品と3.5インチHDD 1製品を投入し、エンタープライズ向けHDDのラインナップを一新する。 ラインナップは、15,000rpmのSAS(Serial Attached SCSI)対応2.5インチ「MBC2」、7,200rpmのシリアルATA(3Gbps)対応2.5インチHDD「MHW2 BK」、15,000rpmの3.5インチHDD「MBA3」の3シリーズ。発売は、MHW2 BKとMBA3が6月末より、MBC2が2007年第2四半期より。価格は個別見積もり。 現在販売中の10,000rpmのSAS対応2.5インチHDD「MBB2」と合わせ、4シリーズを新たに展開する。 MBC2の主な仕様は、インターフェイスがSAS、回転数が15,000rpm、バッファサイズが16MB、平均シークタイムがリード3.0ms/ライト3.5ms。容量は36.7GB/73.5GBが用意される。 MHW2 BKは24時間稼働に対応した製品で、インターフェイスがシリアルATA 3Gbps、回転数が7,200rpm、バッファサイズが8MB、平均シークタイムがリード10.5ms/ライト12.5ms。複数HDDを同一筐体に搭載した際の、回転振動(ローテーショナルバイブレーション)によるパフォーマンスの低下を抑制する機能を搭載した。容量は60GB/80GB/120GBが用意される。 MBA3はインターフェイスの違いから、ファイバーチャネル4/2(Dual Loop)対応の「MBA3 FD」、SCSI Ultra-4/3対応の「MBA3 NC」、SCSI Ultra-2/Signle End対応の「MBA3 NP」、SAS対応の「MBA3 RC」の4シリーズに分かれる。容量はいずれも73.5GB/147GB/300GBが用意される。主な仕様は共通で、回転数が15,000rpm、平均シークタイムがリード3.4ms/ライト3.9ms。バッファサイズはMBA3 FDとMBA3 RCが16MB、MBA3 NCとMBA3 NPが8MB。 □富士通のホームページ (2007年5月30日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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