日立GST、200GB/7,200rpmの“世界最速”2.5インチHDD
5月11日 発表 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は11日、7,200rpmの2.5インチHDD「Travelstar 7K200」シリーズの量産出荷を開始したと発表した。ラインナップは200GB/160GB/120GB/100GB/80GBの5モデル。 7,200rpmの2.5インチHDDとして、世界最高速を謳うデータ転送速度876Mbpsと、業界最大の容量200GBを備える製品。PCMark05のテストでは、同社の7,200rmの従来製品と比較して約22%の性能向上を実現したという。 加えて7,200rpmでありながら、5,400rpmと同等の消費電力/発熱/騒音としたほか、オプションでデータを暗号化して記録する「Bulk Deta Encryption」技術をサポートした。 200GBモデルの仕様は、平均シークタイムが10ms、バッファサイズが16MB。騒音レベルはアイドル時25dB /シーク時29dB。消費電力はスタートアップ時最大5.5W/シーク時平均2.6W/スタンバイ時平均0.25W。インターフェイスはシリアルATA 3Gbpsおよび同1.5Gbpsを備える。本体サイズは70×100×9.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は115g。 また、ブレードサーバーなどの連続稼働用途向けのファームウェアを搭載した「Travelstar E7K200」も用意。主な仕様はほぼ共通で、200GB/160GB/120GBモデルをラインナップする。 □日立GSTのホームページ (2007年5月11日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|