ワコム、タブレットの軽量/薄型化が可能なセンサーシステム4月23日 発表 株式会社ワコムは23日、タブレットの電磁誘導方式(EMR)センサーの性能を向上させ、軽量/薄型化する新型のセンサーシステム「ワコム ペナブルテクノロジー G5」を開発したと発表した。すでに2月より量産出荷されている。 この新センサーシステムは、タブレットに利用するセンサーおよびバックプレートに新材料を採用したほか、ディスプレイへの実装方式を簡略化。これにより、センサーが外部ノイズの干渉を受けにくくなり、電子ペンを感知する信号領域が従来製品から5割以上向上。読み取り可能な高さは5mm~14mmとなった。さらに、重量および厚さを約50%削減し、センサー本体の重量は12.1型ワイド液晶の場合で約40g、厚さは約0.35mmと軽量化、薄型化された。
また、電子ペンだけでなく、指での入力にも対応。抵抗膜方式のタッチセンサーなどと組み合わせて利用可能としている。 今回の新センサーシステムは、米Gatewayが米国でリリースするタブレットPC「E-155C」に初めて採用され、最初の1年間で100万セットの出荷を見込んでいる。 □ワコムのホームページ (2007年4月23日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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