NEC、ノートPC「LaVie」の夏モデル
4月中旬より順次発売 価格:オープンプライス NECは、ノートPC「LaVie」シリーズの夏モデルを4月中旬より順次発売する。価格はオープンプライス。筐体デザインは前モデルを継承する。 ●LaVie C AV志向のノートPC「LaVie C」は4月下旬より発売される。
前モデルからの強化点として、スーパーシャインビューEX2液晶より画面の精細度/色度域が25%向上した「スーパーシャインビューEX3液晶」を搭載。解像度が前モデルの1,280×800ドット(WXGA)から1,440×900ドット(WXGA+)に変更された。 通信インターフェイスとして、IEEE 802.11n(ドラフト準拠)無線LANを搭載。IEEE 802.11nはIEEE 802.11a/b/gと互換性があり、802.11n同士では通信速度が約2倍に向上する。これにより、ホームネットワーク内のサーバーから配信された地上デジタル放送を、添付のクライアントソフトを通じて安定して受信可能とした。 搭載CPU、光学ドライブの違いで2モデルが用意される。上位モデルの「LC950/JJ」はCPUにCore 2 Duo T7200(2GHz)、Blu-ray Disc(BD)ドライブ、PowerPoint 2007を搭載し、店頭予想価格は32万円前後の見込み。 下位モデルの「LC900/JG」はCPUにCore 2 Duo T5600(1.83GHz)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、店頭予想価格は25万円前後の見込み。 そのほかの主な仕様は共通で、チップセットにIntel 945GM Express、GPUにAMD ATI Mobility Radeon X1600(512MB)、メモリ1GB(PC2-5300/最大2GB)、HDD 160GB(80GB×2/RAID 0)、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載。 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/34スロット、SDカード/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、Gigabit Ethernet、HDMI端子、ミニD-Sub15ピン、FeliCaポート、音声入出力などを備える。 本体サイズは374×292×45.2~55.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.3kg。 ●LaVie J 耐圧150kgfのモバイルノートPC「LaVie J」は5月下旬より発売される。CPUを前モデルの超低電圧Core Duoから超低電圧版Core 2 Duoに変更。このほか、付属のACアダプタを小型化するなど、モバイル面での性能強化が施された。また、新たに指紋センサーを搭載した。 1スピンドルモデル「LJ700/JH」はHDD 80GB、USB 2.0×3を搭載。PCカード型ワンセグチューナが付属し、店頭予想価格は245,000円前後の見込み。 2スピンドルモデル「LJ750/JH」はHDD 120GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、USB 2.0×2を搭載。店頭予想価格は26万円前後の見込み。 そのほかの主な仕様は共通で、1,024×768ドット(XGA)表示対応12.1型液晶、CPUに超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)、チップセットにIntel 945GMS Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(PC2-4200/最大1.5GB)、TPMセキュリティチップ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載。 インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、SDカードスロット(SDHC対応)、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Ethernet、モデム、Bluetooth 2.0+EDR、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約6.3時間。本体サイズ/重量は、LJ700/JHが268×217×27~38.6mm(幅×奥行き×高さ)/約1,059g、LJ750/JHが268×229×34~38.6mm(同)/約1,210g。
●LaVie L アドバンストタイプ
ホームノートPC「LaVie L アドバンストタイプ」は計4モデルが用意される。発売は4月下旬。 4モデル中、地上デジタルTVチューナ非搭載機のHDDが100GBから120GBに、OSがHome BasicからHome Premiumに変更されるなど、スペックの強化が行なわれた。なお、地上デジタルTVチューナ搭載機は、春モデルを継続販売する。 地上デジタルTVチューナなしの上位モデル「LL850/JG」はCPUにCore 2 Duo T5500を搭載し、店頭予想価格は215,000円前後の見込み。下位モデル「LL750/JG」はCPUにCeleron M 430(1.73GHz)を搭載し、店頭予想価格は19万円前後の見込み。 そのほかの主な仕様は共通で、15.4型WXGAスーパーシャインビューEX2液晶、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 1250(ビデオ機能内蔵)+IXP 460、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2007を搭載。 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/34スロット、SDカード(SDHC対応)/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応スロット、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Gigabit Ethernet、モデム、ミニD-Sub15ピン、Sビデオ出力端子、S/PDIF出力端子(光角型)、FeliCaポートなどを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約0.9時間。本体サイズは374×292×45.2~55.5mm(同)、重量は約4.1kg。 ●LaVie L ベーシックタイプ 機能を絞ったシンプルなノートPC「LaVie L ベーシックタイプ」は3モデルが用意される。 前モデルからの変更点として、CPU、HDDなどの基本スペックが強化された。 上位モデル「LL570/JG」は15.4型WXGAスーパーシャインビュー液晶、CPUにTurion 64 X2 TL-52(1.60GHz)、メモリ1GB(最大2GB)、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 1100(ビデオ機能内蔵)+IXP 460、HDD 120GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は185,000円前後の見込み。発売は4月下旬。 下位モデル「LL550/JG」はLL570/JGからCPUをモバイルSempron 3400+(1.80GHz)に変更し、店頭予想価格は17万円前後の見込み。発売は4月中旬。 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード(SDHC対応)/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応スロット、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。 バッテリはニッケル水素で、駆動時間は約1.8時間。本体サイズは360×260×36.6~40mm(同)、重量は約3.1kg。 このほか、CPUにCeleron M 430を搭載したエントリーモデル「LL370/JD」も4月下旬より発売される。店頭予想価格は15万円前後の見込み。 主な仕様は、15.4型WXGAスーパーシャインビュー液晶、チップセットにAMD ATI Radeon Xpress 200M(ビデオ機能内蔵)+IXP 460、メモリ768MB(最大2GB)、HDD 100GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Basic、Office Personal 2007を搭載。なお、本体カラーが前モデルのブラックからシルバーに変更された。 インターフェイスはUSB 2.0×3、Type2 PCカードスロット×1、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。 バッテリはニッケル水素で、駆動時間は約0.8時間。本体サイズは362×261×30.5~40mm(同)、重量は約2.8kg。
□NECのホームページ (2007年4月16日) [Reported by ishid-to@impress.co.jp]
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