3月22日　発表

　富士ゼロックスとMicrosoftは22日、両社が保有する特許権の利用を相互に許諾するクロスライセンス契約を締結したと発表した。対象はWindowsやLinuxを活用したハード/ソフトウェア製品。

　これにより、富士ゼロックスは商業用ソフトウェアおよびLinuxを含むOSS(Open Source Software)を採用した製品において、Microsoftの保有する特許を利用する権利を得る。同様に、MicrosoftはOfficeなどの自社ソフトウェア製品に対して富士ゼロックスの保有する特許を利用する権利を得る。

　富士ゼロックスはドキュメントマネジメントシステムの研究開発に投資をしてきた一方、Microsoftはソフト/ハードの両面に関する特許を有しており、それらの特許の相互利用が契約の目的と見られる。なお、契約の具体的な内容は開示していない。

□富士ゼロックスのホームページ
http://www.fujixerox.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujixerox.co.jp/release/2007/0322_xlicense.html
□Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2996

(2007年3月22日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]