3月22日 発表

　株式会社東芝は22日、国内の個人向けおよび企業向けPCの販売/保守サービスに関して再編を行なうと発表した。新体制は4月1日よりスタートする。体制を整備、統合することで、さらなる顧客満足の向上とシェア拡大を目指す。

　これまで、同社の個人向けPCは、販売を東芝コンシューママーケティング、保守を東芝パソコンシステムが受け持ち、企業向けPCは、販売を東芝パソコンシステムと東芝情報機器、保守を東芝情報機器が担当していた。

　この複雑だった体制を再編し、企業向けに関しては販売/保守を東芝情報機器に一本化し、合わせて、個人向けPCの保守事業も東芝情報機器が受け持つ。これにより個人向け/企業向けの保守事業(保守サービス、コールセンターなど)が統合、共通化され、サポート品質やサービスの向上が見込まれる。なお、企業向けの販売・保守であっても大企業や官公庁らの大型案件に付帯する場合は、東芝ソリューションが引き続き担当する。

　個人向けPCの販売については、これまで通り東芝コンシューママーケティングが担当する。

　個人向けの保守と企業向けの販売を担当していた東芝パソコンシステムの人員(約200名)は東芝情報機器に集約され、東芝パソコンシステムは組み込み事業の専門会社として販売/保守を行なう。

　東芝は、2006年の国内ノートPCの出荷台数で1位を獲得(IDC JapanおよびBCN調べ)。同社は今回発表された新体制により、販売力、サポート力を高め、顧客満足の一層の向上、シェアの拡大を図るとしている。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_03/pr_j2201.htm
□関連記事
【1月11日】BCN AWARD 2007発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0111/bcn.htm

(2007年3月22日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]