SX-8Rのマルチノードシステム

3月9日　発表

　NECは9日、独立行政法人国立環境研究所に最大ベクトル性能4.096Tera FLOPSのベクトル型スーパーコンピュータを納入したと発表した。システムの運用は3月より開始。

　導入されたのは、ベクトル型スーパーコンピュータ「SX-8R」16台からなるシステム。CPUは同社のベクトル型CPUを1ノードに8基搭載し、メモリは1ノードに256GBを搭載した。環境研究所が使用していた従来システムと比較して8倍の性能になったという。

　同マシンは、地球環境の実態把握を目指し、衛星などの観測データの解析/処理や、地球規模の環境変動の解析、その他の数値シミュレーションなどに活用される。

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0703/0901.html
□独立行政法人国立環境研究所のホームページ
http://www.nies.go.jp/

(2007年3月9日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]