NVIDIA、携帯向けアプリケーションプロセッサ
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GoGorce 6100を搭載したデバイスのコンセプトモデル |
2月12日(スペイン時間) 発表
米NVIDIAは12日(スペイン時間)、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ「GoForce 6100」を発表した。
CPUとしてARM1176JZ-Sコア(250MHz)を内蔵し、Linux/WindowsCE 5.0/Windows Mobileなどの組み込み系OSに対応したプロセッサ。これまで「GoForce」シリーズはマルチメディア専用プロセッサしかラインナップされていなかったが、新製品の投入によってアプリケーションプロセッサ市場に新たに参入することになる。
主な機能として、30fpsでVGA解像度のH.264/WMV9ビデオの再生、最大800万画素のカメラセンサーのサポート、DRMで保護されたコンテンツの再生などに対応。また、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、TVエンコーダとビデオDAC、USB 2.0(On-The-Go対応)物理層などを備える。
低消費電力も特徴としており、現在市場で入手できるほかのアプリケーションプロセッサと比較して半分以下の電力消費を実現したという。
IDCの予測によれば、2010年のアプリケーションプロセッサ市場は33億円になるとしており、2006年の15億円と比較して2倍以上になるという。
□NVIDIAのホームページ
http://www.nvidia.co.jp/
□ニュースリリース(英文)
http://www.nvidia.com/object/IO_39653.html
□製品情報
http://www.nvidia.co.jp/page/goforce_6100.html
(2007年2月13日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]