Creative、Vista上でEAXゲームの3Dオーディオを有効にする「ALchemy」1月23日(米国時間)発表 Creative Technologyは23日(米国時間)、EAXをOpenALに変換することで3DオーディオをWindows Vista上で有効にするユーティリティ「ALchemy」のベータバージョンを同社ホームページ上で公開した。 Windows Vistaでは、Windows XPなどで実装されているDirectSound用HAL(Hardware Abstraction Layer)が廃止されたため、DirectSound3D(DS3D)やEAXといったマルチチャネルオーディオのハードウェアアクセラレーションが利用できなくなった。そのため、DS3DやEAXのみに対応する従来のゲームでは、Vista上でマルチチャネルオーディオが使用できない(ステレオオーディオは対応)。 この問題を解決するため、ALchemyはDirectSoundの呼び出しをOpenALに変換し、マルチチャネルオーディオのハードウェアアクセラレーションを可能にする。OpenALはMac OS Xを含むさまざまなOSでサポートされている新しい3DオーディオAPIで、Windows Vistaも対応している。 対応サウンドカードは、SoundBlaster X-Fiシリーズ(Extreme Audioを除く)で、OpenAL 1.1に対応するWindows Vista用ドライバが必要。なお、ゲームがOpenALに対応している場合は、ALchemyは必要ない。 □Creative Technologyのホームページ(英文) (2007年1月25日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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