写真からも解るように、USBコネクタはボディ中央のスライドを動かすことによって現れる。これなら保護キャップを無くすことなく便利だ。デザインもスケルトンカラーを多用し、他社とは少し異なるイメージを持つ。製品の詳細は、ここをご覧頂きたいが、仕様を抜粋すると、
- インターフェイス:USB 2.0フルスピード対応(Aコネクタ)
- アンテナ入力:高感度アンテナ(着脱不可)
- 電源:DC5V(USBバスパワー)
- サイズ:30×86×13.5(幅×奥行き×高さ、突起物を除く)
- 重量:約27g
- 予約録画:EPG/iEPG対応
- 添付アプリケーション:SEG CLIP
- 動画:H.264/MPEG-2 AAC/416kbps/15fps(放送サイズに依存)
- 受信チャンネル:日本向け地上デジタル放送(ISDB-T) 1セグメント対応(UHF:13~62ch)
- 音声:ステレオ/音声多重
という感じだ。基本的にワンセグチューナなので、サイズと重量、アンテナやデザイン以外は他と同じようなスペックになっているのがわかる。2006年の10月頃とは状況が違い、録画が当たり前になっているので、ハードウェアやソフトウェアの違いは出にくい。筆者がここ2カ月で数機種試した経験上、
- 感度
- 付属アプリケーションの操作性
というカタログスペックではわからないこの2点が重要だと思った。特に感度に関してはソフトウェアと違い、後からアップデートできないので気になる部分だ。もちろんWindows XP以外のOSで使いたい場合は、対応OSも選ぶ項目の1つに挙げられるだろう。
●サイズは標準的
本体サイズは「ちょいテレ」を見た後なので結構大きく見えてしまうものの、標準的な大きさだ。アンテナは回転可能であるが、着脱出来ない仕様になっている。他社のように例えば、コネクタ式にする、本体に吸盤を付け据え置き可能にするなど、もう一工夫欲しかった。付属品として、クリップとUSB延長ケーブル(50cm)があるので、写真のようにノートPCなどへ固定するのが一般的な使われ方だろう。LEDは作動状態で色が変わることはなく、バスパワーが供給された時点でオレンジ色に点灯する。
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