5GT/secの「PCI Express 2.0」正式版仕様が決定1月15日(米国時間) 発表 PCI-SIGは15日(米国時間)、PCI Expressの次期規格となる「PCI Express 2.0」仕様の正式版をメンバー各社に公開した。2006年10月に公開された「revision 0.9」の60日間評価を終え、メンバー各社が最終仕様を決定した。 PCI Express 2.0では、現行のPCI Express 1.1と互換性を持ち、帯域を1.1の2倍となる5GT/secに拡張。16レーンでは16GB/secのデータ転送速度となる。また、いくつかのプロトコルレイヤーを追加。動的なリンク速度操作や、リンク帯域をデバイスドライバやOSに通知する機能を実装し、消費電力の高いデバイスのため電力制限を再定義した。 当初は2005年後半の仕様策定を予定し、2007年初頭の製品リリースを見込んでいた。仕様策定が2007年までずれ込んだことで、PCI Express 2.0採用製品のリリースは早くとも2008年あたりとみられる。 □PCI-SIGのホームページ(英文) (2007年1月16日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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