Microsoft、「Office 2008 for Mac」を2007年後半に投入 ~Mac版独自の機能を搭載
2007年後半 発売
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米Microsoftは9日(現地時間)、統合オフィスソフト「Office 2008 for Mac」を2007年後半に投入すると発表した。
Office 2008 for Macは、「Mac-first, Mac-only」のコンセプトの下、マッキントッシュ事業部によって開発され、PowerPC搭載MacとIntel CPU搭載Macの双方に対応するユニバーサルバージョンとなる。
グローバルで展開される製品にはWord、Excel、PowerPointのほか、メーラー兼個人情報管理ソフト「Entourage」が含まれる(日本での製品構成は未定)。描画エンジンはOffice 2007と同等の「Office Art 2.0」を採用。インターフェイスはOffice 2007で採用された「リボン」を、Mac向けに改良したという「Elements Gallery」を採用した。
そのほかMac版の新機能として、ニュースレターやフライヤー(チラシ)をテキストボックスへの入力で簡単に作成できる「Publishing Layout View」や、Excelで簡単な財務管理を可能にする「Ledger Sheets」、タスク管理ソフト「My Day」などが搭載される。
ファイルフォーマットはOffice Open XML Formatsを採用し、Windows版との互換性を実現。現行の「Office 2004 for Mac」に対しては、フォーマットコンバータをOffice 2008 for Mac発売の6~8週間後にリリース予定としている。
また同日公開されたQ&Aでは、ユニバーサルバージョンのリモートデスクトップクライアントが開発中であることが明らかにされた。
□Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2930
http://www.microsoft.com/presspass/features/2007/jan07/01-09Macworld.mspx
□関連記事
【2004年4月7日】マイクロソフト、Macintosh版「Office 2004」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0407/ms.htm
(2007年1月10日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]
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