アイ・オー、コンセントでネットワークを構築できるPLCアダプタ
12月下旬 発売 価格:オープンプライス 株式会社アイ・オー・データ機器は、電力線でネットワークを構築できるPLC(Power Line Communications)アダプタ「PLC-ET/M-S」および「PLC-ET/M」を12月下旬より発売する。価格はオープンプライス。 PLC-ET/M-Sは親機と子機のセットモデルで、店頭予想価格は21,000円前後の見込み。PLC-ET/Mは追加用の子機単体モデルで、同13,650円前後の見込み。 PLCは電力線を利用してネットワークを構築する技術で、コンセントに同アダプタを接続すれば電力線を利用して通信できる。アダプタからPCやルーターへの接続はEthernetを利用するが、部屋が離れている場合でもEthernet配線をしなくて済むメリットがある。 両製品ともに暗号化方式に128bit AESを採用し、出荷時に設定済み。購入後設定せずにセキュアな環境を実現できる。また、2台目以降は本体備え付けのセットアップボタンを押すだけで相互接続される。 通信速度は最大190Mbps、対応プロトコルはTCP/IP、UDP、HTTP(IPv4/IPv6)、通信距離は150m。PLCアダプタの最大接続台数は16台(親機1/子機15)で、1台の親機/子機に対して最大8台までネットワーク機器の接続ができる。なお、アダプタのEthernetポートは1つのため、複数の機器を接続する場合はスイッチングHubが必要。 本体サイズは約121×40×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約240g。 □アイ・オー・データ機器のホームページ (2006年11月28日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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