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2006年のHDD出荷は2.5インチが45%増の見込み

10月25日 発表



 株式会社矢野経済研究所は25日、HDD出荷台数の予測を発表した。

 2006年のHDD出荷台数予測は、3.5インチが2億7,710万台(前年同期比16%増)、2.5インチが1億1,920万台(同45%増)、1.8インチ以下が2,960万台(同4%減)となる見込み。

 2.5インチはノートPCとXbox360の出荷増により、大きく成長すると予測している。しかし、出荷が春先頃から鈍化していること、同分野には6社が参入しているため、価格競争が激化していることなどの不安材料も指摘している。

 一方、3.5インチは2005年と比較して成長が減速しているが、Windows Vistaの発売前にPCの買い替えが起きるのではないかという懸念はあったものの、基本的な需要を背景に堅調に伸びを見せた。参入社も4社で、価格競争は落ち着いている。

 1.8インチ以下では、携帯ビデオプレーヤー向けの1.8インチは堅調だったものの、携帯オーディオプレーヤーがフラッシュメモリへ移行したため、出荷数量は前年割れとなる見込み。

HDD口径別出荷台数

□矢野経済研究所のホームページ
http://www.yano.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yano.co.jp/press/2006/000192.html

(2006年10月27日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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