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NVIDIAの「GeForce 7100 GS」
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GF7100GS |
8月30日(現地時間) 発表
米NVIDIAのバリュー向けGPU「GeForce 7100 GS」を搭載したビデオカードが、香港InnoVISION、台湾PROLINK Microsystems、台湾SPARKLE Computerから8月30日(現地時間)に一斉発表された。
GeForce 7100 GSは、GeForce 7シリーズに属するローエンド向けのモデルで、Vertex Shader数は3、Pixel Shader数は4、パイプライン数は4、メモリバンド幅は64bitとGeForce 7300 LEと同等だが、コアクロックは450MHzから350MHzに下がっている。PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。
機能面ではGeForce 7シリーズを継承し、DirectX 9.0cに含まれるShaderModel 3.0、動画高画質化技術「PureVideo」、メインメモリをビデオメモリとして利用する「NVIDIA TurboCache」などをサポート。次期OSであるWindows Vistaへの対応も謳っている。
特徴的なのはローエンド向けでありながらNVIDIA SLIをサポートする点で、対応チップセットとドライバ(ForceWare 91.47以降)により、同ビデオカードを2枚組み合わせることで3D性能を向上できる。
InnoVISIONの製品名は「GF7100GS」。メモリは533MHzのGDDR2で、容量は128MB/256MBの2種類が用意される。インターフェイスはミニD-Sub15ピン、DVI、Sビデオ出力。冷却機構にファン付きヒートシンクを採用する。
PROLINKの製品名は「PixelView GeForce 7100 GS」。メモリは600MHzのDDR2で、容量は128MB。インターフェイスはミニD-Sub15ピン、DVI、TV出力。冷却機構にファン付きヒートシンクを採用するほか、LowProfileに対応する。
SPARKLEの製品名は「SP-PX71DH」。メモリはDDR2で、容量は128MB。インターフェイスはミニD-Sub15ピン、DVI、HDTV/コンポジット/Sビデオ出力。冷却機構にファンレスヒートシンクを採用し、LowProfileに対応する。
なお、PROLINKとSPARKLEではDVIの最大解像度を公開しており、Single-Linkまでのサポートとなるため、最大解像度は1,900×1,200となる。
PixelView GeForce 7100 GS | SP-PX71DH |
□NVIDIAのホームページ(英文)
http://www.nvidia.com/
□InnoVISIONのホームページ(英文)
http://www.inno3d.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.inno3d.com/press/press_7100gs.html
□PROLINK Microsystemsのホームページ(英文)
http://www.prolink.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.prolink.com.tw/mailnews/950830.htm
□SPARKLE Computerのホームページ(英文)
http://www.sparkle.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sparkle.com.tw/news/nes_7100GS/news_7100GS_E.html
(2006年8月31日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]