PC搭載TVチューナは2008年にデジタルが主流へ ~IDC Japanが予測を発表
8月31日 発表
IDC Japan株式会社は8月31日、コンシューマ向けPCにおけるTVチューナ搭載PCの出荷台数動向/予測を発表した。これによると、デジタルTVチューナ搭載PCがデスクトップでは2007年に、ノートPCでは2008年にアナログTVチューナ搭載PCを上回ると予測している。
デジタルTVチューナ搭載PCが初めて登場したのが2004年1月。当初はごく少数のモデルのみだったが、2005年後半から国内大手がPCの付加価値の1つとして積極的に採用している。同社は、2006年末にはデジタル放送の視聴可能地域が大きく広がるとともに、年末商戦期で2011年にアナログ放送停波の周知キャンペーンが予定され、ユーザーの関心が高まる要因が多く、2006年後半からデジタルTVへのシフトが急速に進むと予測している。
今後の課題として、出荷台数が逆転する2008年以降、デジタルTVチューナが一般的な機能として扱われるようになり、PCメーカーはTVチューナに替わる付加価値を提案することが不可欠だと分析している。
|
国内クライアントPC 家庭市場TVチューナ搭載製品出荷台数予測、2005年~2010年 Source IDC Japan, 8/2006 |
□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□2006年 PC秋冬モデルリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/link/fallwinterpc.htm
□関連記事
【2004年1月6日】NEC、地上デジタル放送対応の「VALUESTAR TX」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0106/nec.htm
(2006年8月31日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]
PC Watch編集部
pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|