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Corsair、PCBからの放熱性を高めたPC2-8888メモリ
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XMS2 DOMINATOR |
8月28日 発表
米Corsair Memoryは28日(現地時間)、PCBの放熱性を高めた「PC2-8888」を謳うメモリ“XMS2 DOMINATOR”「TWIN2X2048-8888C4DF」を発表した。
動作クロックが1,111MHzのPC2-8888メモリ。メモリ表面に取り付けられたのヒートスプレッダからの排熱に加え、熱伝導性を高めたPCBによりチップ底面からの熱をPCBを通じて排熱する「Dual-path Heat Xchange Technology」を採用。
表面のヒートスプレッダの上部はフィン状になっているほか、PCBにもヒートシンクが取り付けられ、エアフローを利用して排熱するようになっている。さらに、メモリスロットに装着できる専用のファンも標準添付され、放熱性を高めた。
本体上面 | 「Dual-path Heat Xchange Technology」の模式図 | 内部構造 |
これらにより、2.4Vの電圧下において、1,111MHzの高クロックと4-4-4-12の低レイテンシを達成しつつ、低温駆動を実現したとしている。
製品は2枚1組で、容量は1GB×2。NVIDIAとの共同開発による「Enhanced Performance Profiles」(EPP)にも対応する。
なお、同様の技術を採用し、1,066MHz/5-5-5-15/2.2V駆動のDDR2メモリ「TWIN2X2048-8500C5D」も同時発表された。こちらはファンはオプション。
「PC2-9000 Ti Alpha VX2 DFI Special」 |
また、米OCZ Technologyも29日(現地時間)に、PC2-9000メモリ「PC2-9000 Ti Alpha VX2 DFI Special」を発表した。DFI製マザーボード「LANParty UT NF590 SLI-M2R」に最適化したというモデルで、動作クロックは1,120MHz、レイテンシは5-5-5-15、駆動電圧は2.4V。こちらも2枚1組で、容量は1GB×2。
□Corsair Memoryのホームページ(英文)
http://www.corsair.com/
□ニュースリリース(英文/PDF)
http://www.corsair.com/corsair/PR/PR_XMS2_DOMINATOR.pdf
□製品情報(英文)
http://www.corsair.com/corsair/dominator.html
□OCZ Technologyのホームページ(英文)
http://www.ocztechnology.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.ocztechnology.com/aboutocz/press/2006/172
□製品情報(英文)
http://www.ocztechnology.com/products/memory/ocz_pc2_9000_titanium_alpha_vx2_dfi_special_dual_channel
(2006年8月30日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]