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【やじうまPC Watch】
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MR-G42M |
10月1日以降 順次発売
価格:オープンプライス
連絡先:お客様相談センター
Tel.0120-139-365
MR-G50M |
三菱電機株式会社は、青色LEDを用いて野菜の鮮度を保つ機能を備えた冷蔵庫「うまさ活菜」シリーズ5機種を、10月1日以降、順次発売する。
価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、フレンチドアタイプで定格容積が495Lの「MR-G50M」が260,000円前後、445Lの「MR-G45M」が240,000円前後、415Lの「MR-G42M」が220,000円前後。片開きタイプで455Lの「MR-S46M」が210,000円前後、401Lの「MR-S40M」が190,000円前後。
従来機も橙色のLEDを使って、野菜の光合成を促し、ビタミンを増やす機能が備えられていた。橙色LEDだけでも、クロロフィルの活性化による保存効果、光合成の促進によるビタミン増量などの効果が得られるが、光合成が起きるまでに時間がかかっていた。
今回のモデルでは、さらに青色LEDを追加。青色LEDを野菜に照射すると、野菜に橙色LEDの光が当たっていることを認識させる働きがあるという。これにより光合成のスピードが速くなり、よりビタミンCの増量効果を引き出すほか、野菜の老化を抑える効果があるとしている。
インテリアや家具との調和を意識した、ナチュラル系のカラーリングが新たに用意される |
同社のデータによると、橙色LEDのみのときは、3日後のビタミンCの増加量が10%だったのに対し、青色LEDを組み合わせることで15%までアップしたという。
また、今回の製品からの新機能として、食品を載せたまま、最上段と下段の棚の高さを変えられる「空間上手 動くん棚」を搭載した。
棚の縁にあるツマミを左右に動かすと、棚が上下に移動する。従来機の最上段の高さは163cmだったが、この機構により、159cmまで低くすることが可能になり、より食品や飲料が取り出しやすくなっている。
三菱電機 リビング・デジタルメディア事業本部 家電事業部長の田代正登氏 |
このほか、通常より高温で冷凍することで、冷凍した肉などを包丁で切れやすくする「切れちゃう冷凍」や、白い部分のない透明な氷を作れる機能などは、従来機同様、搭載されている。
外観は左側の扉に波形の加工を施し、素材感を引き出すデザインに一新された。カラーバリエーションについても、定番のホワイト系、シルバー系に加え、インテリアや家具との調和を意識した木目調やナチュラル系のホワイトが用意される。
同社 リビング・デジタルメディア事業本部 家電事業部長の田代正登氏は挨拶の中で、「現在の生活家電市場は、いいものであれば、高価でも売れるという状況にあるが、それは他社も同じこと。これからの競争は、とにかく本質的な機能を追求することが必要になる」とコメントした。
なお、発表会と合わせて行なわれた新製品内覧会では、8月1日に発売されたばかりの超音波センサーを搭載した炊飯器「NJ-RZ10」や、人の動きを検知して風量や風向を自動調節するエアコン「霧ヶ峰」シリーズ、IHクッキングヒーターなどが展示されていた。
□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
(2006年8月22日)
[Reported by ito-d@impress.co.jp]