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【やじうまPC Watch】
東芝、オゾンで冷気を12年間浄化する冷蔵庫

GR-W45FS

9月16日以降順次発売

価格:オープンプライス



右からGR-W50FS、GR-W45FS、GR-W42FS

 東芝コンシューママーケティングは、オゾンを使った冷気浄化システムを備えたフレンチドア冷蔵庫「ツインでかでか冷蔵室 置けちゃうビッグ」シリーズ6機種を、9月16日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、フレンチドアタイプで500Lサイズの「GR-W50FS」が270,000円前後、453Lの「GR-W45FS」が250,000円前後、422Lの「GR-W42FS」が23万円前後。

 新たに、「C(クール) プリファイヤー+O3エンジン」を採用。酸化作用の強いオゾン(O3)や、空気清浄機にも採用されている光触媒を使って、庫内で循環する冷気を除菌、脱臭する。これにより、食品同士でのニオイ移りを防ぐほか、野菜の劣化の原因となるエチレンガスを分解する効果があるという。

 市販されている脱臭剤では、ニオイを吸着する素材を利用している。このため、一定期間経つと効果がなくなるが、この機種では一般的な冷蔵庫の買い換えサイクルとなる12年間、除菌、脱臭効果が持続するとしている。

 また、冷蔵庫のエンジン部分となる冷却器を冷蔵室用、冷凍室用として2基搭載。それぞれ専用の冷却器を持つことにより、きめ細かい温度管理が可能で、±0.4度の精度で、庫内の温度を維持できる。

 安定した低温で保存できるため、野菜室では、グリーンアスパラガスのアミノ酸が1週間で10%、糖度が4日で20%アップしたという。

 このほか、2基の冷却器を並列に配置したり、コンプレッサとコンデンサをモジュール化するなどし、ユニット部分を小型化した。これにより、2年前の同じサイズの機種と比べ、冷蔵室の定格容積が10%ほど向上している。

 フレンチドアタイプは、500L、450L、420Lの3機種がラインナップされているが、全機種、幅(685mm)と高さ(1,818mm)が同じ寸法になっている。異なるのは奥行きで、500LサイズのGR-W50FSが698mm、450LのGR-W45FSが649mm、422LサイズのGR-W42FSが619mmとなっている。

 3機種ともに、カラーバリエーションはパールホワイト、シルキーステンレス、アルミナシルバーの3色が用意される。

 なお、同等の機能を備えた片開き型の冷蔵庫3機種も、10月1日以降順次発売される。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は445Lサイズの「GR-45GS」が240,000円前後、402LサイズのGR-40GSが220,000円前後、365Lサイズの「GR-37GS」が200,000円前後。

冷蔵室の容量アップを目指した部屋の配置となっている 液晶パネルや操作部はドアに設けられている。ドアを開けずに操作できるため、省エネにもつながるという
一番上の棚には、500mlの缶ビールを立てて収納できる オゾンや光触媒を使った冷気清浄システムのデモ オゾン発生装置
オゾンを冷気に当てるためのフィルター 冷却器。左が冷凍室用。右が冷蔵室用 冷却ユニットのレイアウト

□東芝コンシューママーケティングのホームページ
http://www.toshiba.co.jp/tcm/

□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/tcm/pressrelease/060821_j.htm

(2006年8月21日)

[Reported by ito-d@impress.co.jp]

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