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Western Digital、160GB/プラッタの「Caviar」を製造
~垂直磁気記録方式採用の2.5インチHDDも

7月27日(現地時間) 発表



 米Western Digitalは27日(現地時間)、160GB/プラッタの3.5インチHDDを量産開始したと発表した。

 新製品は同社がデザインおよび製造した記録ヘッドを採用し、次期デスクトップ向け3.5インチHDD「Caviar Serial ATA」シリーズに採用されるとしている。回転速度は7,200rpm、容量は40GB~500GBで、3Gbps転送およびNCQをサポートする。

 また、新製品では、モバイル向け製品に採用されている「Ramp Load Technology」を採用。電源のON/OFF時およびアイドル時にヘッドを退避させることで、消費電力と長寿命を実現したという。

 また、同日付けで垂直磁気記録方式を採用した2.5インチHDDも量産に入ったと発表した。80GB/プラッタを実現し、同社のモバイル向け2.5インチ「Scorpio」シリーズに採用される。

 なお、160GB/プラッタを実現した3.5インチ製品としてはSeagate「Barracuda 7200.10」、80GB/プラッタを実現した2.5インチ製品としては同「Momentus 5400.3」などが既に発売されている。

□Western Digitalのホームページ(英文)
http://www.westerndigital.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.westerndigital.com/en/company/releases/PressRelease.asp?release={43FE74C0-93E6-4092-8C89-DF8A6E93CCAA}
http://www.westerndigital.com/en/company/releases/PressRelease.asp?release={774FADA9-FCD1-4028-BF32-A7F536029C85}

(2006年8月1日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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