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【やじうまPC Watch】
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EP-AV500 |
9月10日 発売
価格:オープンプライス
連絡先:お客様相談センター
Tel.0120-3121-11
EP-AV500(クリアパール) |
日立アプライアンス株式会社は、業界最高の脱臭率を特徴とした空気清浄機「クリエア 脱臭大賞 EP-AV500」を9月10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は50,000円前後。
同社は97%の脱臭率でも、ニオイが残り、ストレス源となることを注目。EP-AV500に、業界初の「ナノテク4段脱臭」と呼ばれる4つの捕臭層を導入し、1分間の運転で99%の脱臭率を達成したことが最大の特徴となっている。
ナノテク4段脱臭は、空気が通過する順に、微細シーキュラス、ナノチタン、ホルムオフ活性炭、粒状シーキュラスの4層を1枚のフィルターに搭載し、脱臭する仕組み。
高い脱臭率に貢献しているのが、シーキュラスという物質だという。シーキュラスとは、中部電力が開発した人工ゼオライトのことで、水質浄化や土壌改善に使われている物質。活性炭の穴の直径が約2~3nm(ナノメーター)なのに対し、約0.5nmと小さく、ニオイの原因となる分子を捕まえやすい構造になっているほか、シーキュラス分子がマイナス帯電しており、ニオイ分子のプラスイオンと結びついて、科学的に吸着する性質を持っている。
フィルターは水につけ置き洗いが可能。3カ月に1回、約30分洗浄することで購入当時と同じ脱臭率を維持できるという。
また、アレルオフイオンを放出して空気中に浮遊するアンモニアなどのニオイ分子をキャッチする機能も備える。アレルオフイオンとは、高密度のカーボン繊維に電圧をかけ、空気中の水分子を分解して生成されるOH(ヒドロキシル)ラジカルのこと。強い酸化力を持つため、消臭効果が高く、ウイルスや浮遊菌、カビ菌を99.9%除去するという。
このほか、羽の形状を改良し、静音・大風量化を図った「ウイングターボファン」、花粉やダニなど22種類のアレルゲンを99.97%除去するという「アレルオフHEPA」フィルターなどが搭載されている。
本体サイズは420×255×580mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9kg。静音モードで運転時の運転音は15dB。適用床面積は28畳まで。本体カラーはクリアパールとクリアガーネットの2色が用意される。
EP-AV500(ガーネット) | フィルター内部の構造 | 静音・大風量化を図った「ウイングターボファン」 |
操作パネル。さまざまなお知らせを、ランプで表示する | 加湿用の水を入れるタンクが側面に設けられている | |
加湿するための送風口が本体上部にある | 密閉した空間にアンモニアを入れて、脱臭機能を従来機種と比較する。同じ量だった臭いの成分の量が、1分後、差が開いている |
ラインナップには、「EP-AV500」のほか、下位機種の「EP-AX30」、「EP-AZ10」も用意される。「EP-AV500」とは、加湿機能やフィルター構成などが異なる。価格はオープンプライスだが、20畳までの「EP-AX30」が40,000円前後、15畳までの「EP-AZ10」が13,000円前後。
EP-AX30(クリアパール) | EP-AZ10(パールホワイト) |
□日立アプライアンス株式会社のホームページ
http://www.hitachi-ap.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/07/0726.html
(2006年7月26日)
[Reported by ito-d@impress.co.jp]