7月25日(現地時間)　発表

　米Intelと米Micron Technologyは25日(現地時間)、業界初の50nmプロセスで製造されたNANDフラッシュメモリをサンプル出荷開始すると発表した。

　サンプル品は両社の合弁会社であるIM Flash Technologies(IMFT)で製造される。現在両社は4Gbit品をサンプル出荷しており、量産は2007年に開始する予定。

　今後、NANDフラッシュ市場は高度成長期に入り、現在の130～160億ドル規模から2010年までにはおよそ250～300億ドル規模の市場になると予測されている。両社は50nmプロセスへ移行することにより、市場の需要を満たせるようになるとしている。

　IMFTのNANDフラッシュは現在、Micronのボイジー(アイダホ州)にある組立施設で製造している。マナサス(バージニア州)にある300mm製造施設は2006年末より生産開始し、IMFTの本拠地があるリーハイ(ユタ州)の設備が稼動するのは2007年初めを予定している。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20060725comp.htm
□Micron Technologyのホームページ(英文)
http://www.micron.com/
□関連記事
【2005年11月22日】IntelとMicron、NANDフラッシュ製造の合弁会社を設立
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1122/intel.htm

(2006年7月26日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]