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メモリカード需要は2桁成長も、メインメモリ/USBメモリは停滞
~メモリカードの1MBの単価は10円割れ

7月14日 発表



 株式会社BCNは14日、2006年上半期(1~6月)のメモリ需要動向の分析結果を発表した。

 これによれば、携帯電話やデジタルカメラなどによる需要からSDメモリーカードやメモリースティックなどのメモリカードは前年比で毎月10%前後の成長を記録。一方で、USBメモリは1月、2月は伸びたものの、3月以降マイナス成長に。PC用メインメモリは4月に前年比マイナス30%になるなど6カ月連続で大きく落ち込んだ。同社では、情報家電に押されPCの需要が鈍化したことが原因と分析している。

 1MBあたりの単価の推移を見てみると、メインメモリは16円前後、USBメモリは9円前後で推移しているが、メモリカードは1月から6月までに、14.1円から9.4円へと約30%下落した。

 容量分布は、いずれのジャンルでも大容量化が進み、メモリカードとUSBメモリは512MB~1GB、メインメモリは1~2GBの容量帯のシェアがそれぞれ前年より倍増した。

【表1】メモリカード、USBメモリ、メモリ伸び率 【表2】1MBの販売単価
【表3】容量分布
※出典BCN

□BCNのホームページ
http://www.bcn.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://ranking.computernews.com/marketview/newsimages/2006_07_14.pdf

(2006年7月14日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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