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ATI、チップセットやハンドヘルド/DTV向けが好調で前年比23%の増収6月29日(現地時間) 発売 加ATI Technologiesは29日(現地時間)、2006年第3四半期(3月~5月期)における決算を発表した。売上高は6億5,230万ドルで前年比23%の増収。粗利率は30.1%で、米国会計基準に基づいた純利益は3,190万ドルとなった。 同社は今四半期、フィンランドのBitboys Oyの買収や、Nokiaとのパートナーシップを行ない、CrossFire Xpress 3200とRadeon Xpress 1100を投入した。 売上の77%をPCセグメントが、残りの23%をコンシューマーセグメントが占める。PCセグメントは、売上高が前年比で8.5%伸びて4億9,970万ドルとなった。これはビデオ機能を内蔵するRadeon Xpress 200シリーズが好調で、デスクトップとノートPC向けに前年比200%を越える伸びを示したため。ただし、ローエンド製品に人気が集中したため平均価格が下落し、デスクトップ向けのビデオカード製品の売上は15%程度減少した。 コンシューマーセグメントは、売上高が前年比で120%伸びて1億5,260万ドルとなった。「Imageon multimedia processor」の好調により、ハンドヘルド向け製品の出荷数および売上はともに150%を越える伸びを示したほか、液晶ディスプレイなどデジタルTV(DTV)向けの出荷数が150%を越え、売上高は倍増した。また、ゲームビジネスにおける、ロイヤリティや臨時のエンジニアリングでの収入は、全売上の約2%にあたる。 第4四半期には、6億2,000~6億6,000万ドルの売上高、粗利率31~31.5%を達成すると予測している。 □ATIのホームページ(英語) (2006年6月30日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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