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日本HP、「MADE IN TOKYO」のサーバーを発売
6月19日 発表 連絡先:カスタマー・インフォメーション・センター
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、x86サーバー「HP ProLiant DL145」を同社の昭島事業所で全数生産すると発表した。同社の直販サイト「HP Dictplus」で販売される。 日本HPでは、昭島事業所が東京都下にあることから、「MADE IN TOKYO」のロゴを作成し、国内生産であることを訴求する。 現在は1機種のみだが、順次、機種を増加し、2006年末までにHP Directplusで販売するすべてのHP ProLiantシリーズ全13機種が東京生産となる予定。直販営業が販売する製品についても2007年1月末までに移行の予定で、同社が販売する全ProLiantシリーズのうち40%が東京生産となる。 海外生産から国内生産に移行することにより、約15%の輸送コスト削減が可能になるとしている。また、'99年から開始したデスクトップPCの国内生産により、作業ミスの削減と出荷前チェックの強化による出荷後トラブル発生率の低下が確認されている。輸送面でもコスト以外に、輸送中の故障リスクの削減、パーツベースの在庫管理による納期の遵守などのメリットがあるという。 また、東京生産開始に伴い、従来のベースモデル(完成品)へのオプション追加によるCTOから、シャーシ(筐体)に1つ1つパーツを組み込むフルCTOに移行する。これにより、より細かい顧客の要望に応えられるとしている。 人材集約的な側面が強いPC生産では、コスト面のメリットから海外生産への移行が進んでいた。しかし、近来の原油価格の上昇や、人材コストの上昇により、一部で国内生産回帰の動きが始まっている。 □日本HPのホームページ (2006年6月19日) [Reported by date@impress.co.jp]
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