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AMD LIVE!対応PCとサービスが利用可能に
5月31日(現地時間)発表 米AMDは31日(現地時間)、「AMD LIVE!」に準拠したPCおよびサービスが6月より利用可能になると発表した。PCは、欧州および中国向けに、Acer、Alienware、Fujitsu Siemens、Gateway、Hewlett-Packardなどから出荷される。 AMD LIVE!は同社が提唱するエンターテイメントPCに関わる規格。Intelの同様の規格である「Viiv」では、必要要件としてCPU、チップセット、LAN、OSなどが細かく規定されているが、AMD LIVE!の必要要件はCPU(Athlon 64 X2もしくはTurion 64 X2)とOSのみとなっており、PCメーカーには高い自由度が与えられている。 また、AMDではブランディングについても、パートナーのブランドに優先度を与えるとしている。 PC出荷に合わせ、専用サイト( http://www.amdlive.com/ )が用意されるとともに、オンデマンドストリーミングサービス、ホームネットワーク向けセキュリティソフト、オンラインバックアップサービス、容量25GBのWebスペースなどのアプリケーション/サービスが無償提供される。 ただし、これらのサービスは、必要に応じて1つ1つダウンロード/インストールする必要があるほか、一部は、個別に異なるアカウント作成する必要があったり、機能や使用期間が限定されているなど、統一性に欠ける。また、AMD LIVE!ユーザーでなくとも、利用できるものも多く、差別化要因としてのインパクトは低い。 なお、今後、専用サイトは、アプリケーション/サービスの追加や、現在のPC向けの「2フィート」画面に加え、Media Center機器向けの「10フィート」画面の用意など、随時拡張される予定。 □AMDのホームページ(英文) (2006年5月31日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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