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昭和電工、ハードディスク生産能力を3割増強
5月8日 発表 昭和電工株式会社は8日、千葉、シンガポール、台湾のハードディスク(HD)生産拠点における生産ライン追加や工程改善による生産体制の増強を完了したと発表した。 これにより、同社のHD月産能力は1,375万枚となり、従来より305万枚増加。同体制で4月から本格生産を開始した。新たに追加した生産ラインはすべて、垂直磁気記録方式のディスク生産に対応している。 ラインナップは0.85/1/1.89/2.5/3.5インチの、現行のすべてのHDサイズを用意。第1四半期の出荷において、3.5インチディスクで1枚100GB超の製品が過半数に近づき、2.5インチディスクで1枚60GB以上の製品出荷が70%超になっているという。 また、今後も増強を進め、シンガポールに建設中の建屋、クリーンルームの完成後、製造ラインの導入を順次行ない、2006年内に生産を開始する予定。この新工場および、既存の拠点の増強により、2008年末には月産2,400万枚を見込んでいる。 □昭和電工のホームページ (2006年5月8日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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