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デスクトップ市場の4割は自作、BCN調べ3月10日 発表 株式会社BCNは10日、BCNランキングをもとにCPUの販売動向を集計した結果を発表した。 デスクトップPCと単品CPUの販売量合計を100とした場合、2005年8月~2006年1月期のCPU単品の販売指数が40、2005年2月~7月期の単品CPUの販売指数が41であった。これにより単品CPUはデスクトップ市場の約4割にあたる台数規模を持つことになる。 ショップによれば、単品CPU購入者のほぼ100%が最新マザーボードやベアボーンと組み合わせ、自作の目的で購入しているため、この市場はデスクトップの約4割の市場規模を占めるとみている。
CPU別では、Pentium 4が2006年1月にシェア30%を割ったものの堅調でトップシェアを維持。また、2005年春に販売が始まったPentium Dは4位であるものの、徐々にシェアを高めており1月時点で12.8%に達した。Intel 945Gチップセット搭載マザーボードの販売も順調で、価格もこなれていくことから、Pentium 4からPentium Dへシフトしていくのは確実だと予測している。2位はCeleron D、3位はAthlon 64。
また、デスクトップPC搭載CPUと単品CPUの構成割合(2006年1月)を見ると、デスクトップPC搭載CPUで48.1%を占めるCeleronが単品CPUでは20.3%、単品CPUで29.7%を占めるPentium 4がデスクトップPC搭載CPUでは12.3%と、それぞれ2倍以上開きがあり、コスト重視のメーカー製デスクトップPCとスペック重視の自作PCの違いが読み取れる。
□BCNのホームページ (2006年3月13日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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