12月14日 発表

　日本AMD株式会社は14日、株式会社ライブドアが運営するデータセンターに新たに導入した1,000台のエッジサーバーに、Opteron 146HE(2GHz)が採用されたと発表した。

　ライブドアが運営するポータルサイトのアクセス急増(約半年で1.5倍)、データセンター事業の拡大に伴い、処理能力を高めつつ消費電力や設置スペースを削減することを検討した結果、Opteronを採用することになったという。今回導入されるOpteron 146HEは、通常版よりも消費電力の低いTDP 55Wのモデル。なお、ライブドアは2004年4月にも、同様の目的でIBMのIAサーバーeServer xSeriesを1,000台導入している。

　ライブドア代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏は、「ウェブビジネスにとって、システムのインフラはビジネスの根幹を支える戦略的重要性を持ちます。それだけに、ライブドアのIT部門では、常に我々のビジネスモデルに最適のシステムを選択することが要求されます。システムは、オープンで、スケーラブルで、コストパフォーマンスに優れていなければなりません。その意味で、TurbolinuxとAMD Opteronプロセッサの組み合わせは当然の選択だったとも言えます」(原文ママ)とコメントしている。

□ライブドアのホームページ
http://www.livedoor.com/
□日本AMDのホームページ
http://www.amd.com/jp-ja/
□ニュースリリース
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~103315,00.html

(2005年12月14日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]