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日本HP、Windows Mobile 5.0搭載の新「iPAQ」
12月1日より順次発売 連絡先:HP Directplus 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、同社のPDA「iPAQ」シリーズを一新し、「rx1950」、「hx2190」、「hx2490」、「hx2790」の4モデルを12月1日より順次発売する。 4機種ともに新たにOSにWindows Mobile 5.0を採用。Word Mobile/Excel Mobile/PowerPoint Mobileなどの新Officeアプリケーションを搭載するほか、メディアプレーヤーとしてWindows Media Player 10 Mobileを標準装備する。 個人向けモデルのrx1950は、「rz1717」の後継モデル。筐体が変更され、新たにIEEE 802.11b対応無線LANを標準搭載。また、Media Player 10、Internet Explorer Mobile、ゲームフォルダ、画像とビデオに直接ジャンプする独自の起動ランチャーを搭載する。12月1日より発売され、直販価格は29,820円。 主な仕様は、CPUにSamsung SC32442(300MHz、ARM互換)、メモリに32MB SDRAM+64MB Flash ROM、240×320ドット(QVGA)表示対応3.5型半透過型カラーTFT液晶、SDカード(SDIO対応)/MMCスロット×1、IrDA Ver.1.2準拠赤外線ポート、モノラルスピーカーなどを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は最大約7時間。本体サイズは71×13.5×114mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約125g。 なお、同社直販サイトでは発売にあわせて、同機を1,000台限定で24,990円で販売する「rx1950発売開始記念キャンペーン」を12月1日より開始する。 企業向けのhxシリーズでは、OSによる不揮発性メモリの標準サポートに伴い、搭載Flash ROM容量を従来の64MBから128MB(hx2190/hx2490)、および196MB(hx2790)に強化した。ただし、hx2790ではRAM容量が従来の128MBから64MBに減っている。そのほかの仕様は従来機とほぼ同じ。
下位モデルのhx2190は12月1日より発売され、直販価格は36,540円。 主な仕様は、CPUにIntel PXA270(312MHz)、メモリに64MB SDRAM、QVGA表示対応3.5型半透過型カラーTFT液晶、Type2 CFカードスロット×1、SDカード(SDIO対応)/MMCスロット×1、IrDA Ver.1.2準拠赤外線ポート、Bluetooth Ver.1.2、モノラルスピーカーなどを備える。 バッテリはリチウムイオン(920mAh)で、駆動時間は最大約8時間。本体サイズは76×16×119mm(同)、重量は約164g。付属品はUSB同期ケーブル、ACアダプタ、チャージャアダプタなど。 中位モデルのhx2490は12月下旬より発売され、49,980円。主な仕様は、hx2190からCPUをIntel PXA270(520MHz)、バッテリを1,440mAh(駆動時間約10時間)に変更し、IEEE 802.11b対応無線LANを追加した以外は、hx2190に準ずる。また、USBデスクトップ・クレードルが付属する。 最上位モデルのhx2790は12月下旬より発売され、価格は64,890円。主な仕様は、hx2490からCPUをIntel PXA270(624MHz)に変更し、サーマルシリコンセンサタイプの指紋認証センサーを追加した以外、hx2490に準ずる。 なお、従来機種であるhx2110/hx2410/hx2750のOSをWindows Mobile 5.0にアップグレードできるキットも12月下旬より発売する予定としており、価格は1ライセンスが4,830円、50ライセンスが210,000円となっている。 □日本ヒューレット・パッカードのホームページ (2005年12月1日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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