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テムザック、プロジェクター付き掃除ロボット「RIDC-01」を開発11月26日 発表 ロボットベンチャーの株式会社テムザックは26日、案内・掃除サービスロボット「RIDC-01(リディック)」を開発したと発表し、秋葉原にて開催された「アキバ・ロボット文化祭」のなかで記者会見を行なった。 ロボットは高さ130cm、幅70cm、奥行き96cm。重量はおよそ100kg。関節自由度は10。左右独立2輪駆動で最大速度は時速3kg。DC24Vリチウムイオンバッテリで駆動する。最大連続稼働時間は120分。
不特定話者の音声認識機能、清掃機能を持ち、プログラムしたエリアのたばこの吸い殻などを回収除去できる。 頭部にはプロジェクターを搭載。案内、広報情報などを壁や道路などに投影できる。映像と音声、ジェスチャーを使った案内などが可能となっている。なおプロジェクターは内部バッテリで動かすこともできるが、外部AC100V電源を別途接続して使用することも可能だ。
産官学連携のロボット産業育成推進組織である「ロボット産業振興会議(事務局:福岡県/北九州市/福岡市)」がロボットに対する理解や関心を深めるための「ロボットPR事業」を公募、それに対してテムザック、国立大学法人九州工業大学ヒューマンライフIT開発センター、株式会社キットヒットが応募し、共同開発したもの。開発費用は1,000万円。名前のRIDCとはロボット産業振興会議(Robotics Industry Development Council)の英語表記の頭文字。 RDIC-01は30日から開かれる「2005 国際ロボット展」にも出展される。テムザックでは今後、法人・団体向けのロボット事業を本格化していくとしている。 □テムザックのホームページ (2005年11月29日) [Reported by 森山和道]
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