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独Infineon Technologies 、メモリ事業を分社化11月17日(現地時間) 発表 独Infineon Technologies AGは17日(現地時間)、メモリ事業の分社化を主眼とした事業の再編計画を取締役会で承認した。 再編計画によれば、同社はロジック事業とメモリ事業の2社に分割される。メモリ事業は2006年7月1日までに独立した法人として分社化され、同社の子会社となる。 分割の理由として、2つの事業ではビジネスプロセスおよび収益構造が異なった方向へ向かっていることと、分社化によって成長力と収益性が高められること、とされている。メモリ事業の新会社については株式公開による資金調達も予定されている。 メモリ事業の新会社は引き続き独国内に置かれ、技術開発拠点はドレスデンとなる。メモリ製品事業グループの責任者であるKin Wah Loh氏が新会社を統轄する。 今後は300mmウェハの比率向上と、プロセスの微細化によるコスト削減を目指す。また、サーバー、グラフィックス、コンシューマ製品、通信向けアプリケーション、などの収益性の高い分野の比率を上げていく。 ロジック事業は、車載用デバイス、産業用電子機器、チップカード用IC、RFソリューション、モバイル通信用プラットフォーム、ブロードバンド通信などに注力する。 ロジック事業でも、製造プロセスを中心とするパートナーシップは従来通り継続される。同社は、90nmではUMC、65nm/45nmではChartered Semiconductors、IBM、Samsungなどと協力関係にあり、現時点では65nm生産施設を建設する予定はないとしている。 □Infineonのホームページ(英文) (2005年11月18日) [Reported by date@impress.co.jp]
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