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エプソン、多言語対応の音声合成LSIを開発
11月7日 発表 セイコーエプソン株式会社は7日、組み込み用途向けの音声合成LSI「S1V30100」を開発したと発表した。 TTS(Text To Speech)エンジンに米Fonixの「DECtalk v5.0」を採用し、英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語などに対応した音声合成LSI。日本語、中国語、韓国語についても今後順次対応するとしている。文字データをASCIIフォーマットで受信後、音声化処理を行ない、内蔵のD/Aコンバータを介してリアルタイムで音声を出力できる。ホストインターフェイスはUARTまたはSPIに対応する。 また、サンプリング周波数が24/32/40KbpsのG.726/ADPCMの録音、再生にも対応するほか、MP3やAAC LCのデコードにもオプションで対応する。オンチップのD/AコンバータとA/Dコンバータは、I2Sインターフェイスを介してホストプロセッサから直接アクセスでき、一般のオーディオデータの入出力が可能。 コア電圧は1.8V、I/O電圧は3.3V。160ピンPFBGAパッケージを採用し、本体サイズは10×10×1.2mm(幅×奥行き×高さ)。
□セイコーエプソンのホームページ (2005年11月7日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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