「ハイエンドグラフィック用広色度域モデル」

10月13日　発表

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「医療用高輝度カラーモデル」

　NEC液晶テクノロジー株式会社は13日、21.3型アモルファスシリコンTFTカラー液晶ディスプレイモジュール「ハイエンドグラフィック用広色度域モデル」、「医療用高輝度カラーモデル」を開発したと発表した。

　2モデルともに10bitドライバICと、12bitのLook-up Table(LUT)を搭載し、約685億色の中から最適な10億7,374万色を抽出して表示できるディスプレイモジュール。表示解像度は2,048×1,536ドット(QXGA)、コントラスト比は800:1、視野角は上下/左右ともに170度。

　ハイエンドグラフィック用広色度域モデルは、写真加工/印刷/画像処理などのハイエンドグラフィック向けモデルで、Adobe RGBの色空間をサポートする。高輝度LEDバックライトを搭載し、輝度は250cd/平方m。本体サイズは457×47.4×355mm(幅×奥行き×高さ)

　医療用高輝度カラーモデルは、視鏡画像やコンピュータ処理画像などのカラー画像を含むPACSビューワ、X線画像などのモノクロ表示の読影診断用途向けモデル。冷陰極管バックライトを搭載し、輝度は500cd/平方m。本体サイズは457×37×350mm(同)。

□NEC液晶テクノロジー株式会社のホームページ
http://www.nec-lcd.com/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0510/1301.html
□関連記事
【2004年6月18日】NEC三菱、Adobe RGB対応21.3型UXGA液晶ディスプレイを開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0618/nmv.htm

(2005年10月13日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]