日本サムスン、液晶ディスプレイのラインナップを一新

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日本サムスン、液晶ディスプレイのラインナップを一新
～応答速度4msや、TV付きWUXGA対応24型など

9月28日より順次発売

　日本サムスンは、液晶ディスプレイ「SyncMaster」シリーズのラインナップを一新し、9月28日より順次発売する。法人向け、コンシューマ向け合わせて12機種17モデルが用意される。ここでは、直販や量販店など個人で購入できる製品を紹介する。

　全モデルにOSD操作をOS上からできるWindowsアプリケーション「MagicTune」を標準添付(Macintosh版はダウンロードで対応)。上位モデルは適応型の色調節機能「MagicColor」や、テキストや動画など5つのモードを選択できる「MagicBright2」などを備える。

　型番の末尾に「-R」が付く製品は、PCリサイクルマークに対応する。

●応答速度4ms(中間色)の19/17型「SyncMaster 960BF-R/760BF-R」

　「SyncMaster 960BF-R」(19型)、「同760BF-R」(17型)はオーバードライブ回路を搭載し中間色の応答速度4ms(黒－白－黒は8ms)を実現した製品。発売は10月上旬。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19型が8万円前後、17型が55,000円前後となる見込み。

　仕様はほぼ共通で、解像度1,280×1,024ドット(SXGA)、コントラスト比700:1、輝度300cd/平方m。視野角は上下/左右とも160度。インターフェイスはアナログ/デジタル対応のDVI-I×1。

　本体サイズは19型が420.2×258.8×420.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量6kg、17型が380.6×258.8×392mm(同)、重量5.05kg。


「SyncMaster 960BF-R」	「SyncMaster 760BF-R」

●電源内蔵の19/17型デュアルヒンジモデル「SyncMaster 950B-R/750B-R」

　「SyncMaster 950B-R」(19型)、「同750B-R」(17型)は、デュアルヒンジを採用し電源を内蔵した省スペースモデル。発売は10月上旬で、直販価格は19型が49,800円、17型が39,800円。

【29日追記】「SyncMaster 950B-R」の価格が49,800円に変更されました。

　パネル性能は960BF-R/760BF-Rと同等で、オーバードライブ回路を省き、インターフェイスをDVI-D、D-Subの2系統とした製品。本体サイズは19型が423×232.5×427.5mm(同)、重量5.4kg、17型が380×232.5×411mm(同)、重量4.5kg。


「SyncMaster 950B-R」	「SyncMaster 750B-R」

●TVチューナ搭載24型ワイド「SyncMaster 242MP-R」

　「SyncMaster 242MP-R」は、TVチューナを搭載した1,920×1,200ドット(WUXGA)対応の24型ワイド液晶。発売は10月上旬で、直販価格は148,000円。

　主な仕様は、応答速度16ms、コントラスト比1,000:1、輝度500cd/平方m。視野角は上下/左右とも178度。

　インターフェイスはDVI-D/D-Subのほか、コンポーネント、Sビデオ、コンポジット、ステレオ音声、TVアンテナ、FMアンテナの各入力を備え、ピクチャインピクチャ、ピクチャバイピクチャに対応。5W×2のステレオスピーカーを内蔵する。

　本体サイズは700.4×177×427.2mm(同)、重量は9.65kg。


「SyncMaster 242MP-R」	豊富な入力端子

●Sビデオ/コンポジット入力を備える20型「SyncMaster 204Ts-R」

「SyncMaster 204Ts-R」

　「SyncMaster 204Ts-R」は、1,600×1,200ドット(UXGA)対応の20型液晶。発売は10月下旬で直販のみ。価格は未定。

　主な仕様は、応答速度16ms、コントラスト比700:1、輝度250cd/平方m。視野角は上下/左右とも170度。インターフェイスはDVI-D、D-Subの2系統のほか、Sビデオ、コンポジット入力を備え、ピクチャインピクチャ、ピクチャバイピクチャに対応。

　本体サイズは445×228.5×457.2mm(同)、重量は8.15kg。ビデオ入力を省いた法人向けモデルも用意される。

●19/17型スタンダードモデル「SyncMaster 940B/740B」

　「SyncMaster 940B」(19型)、「同740B」(17型)は狭額縁で電源を内蔵した省スペースモデル。発売は9月28日。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19型が4万円台、17型が3万円台となる見込み。

　主な仕様は共通で、解像度SXGA、応答速度8ms。視野角は上下/左右とも160度。インターフェイスはDVI-D、D-Subの2系統。コントラスト比は940Bが700:1、740Bが600:1、輝度は940Bが240cd/平方m、740Bが300cd/平方m。

　本体サイズは19型が407.6×200×408mm(同)、重量5.35kg、17型が366×200×391.2mm(同)、重量4.7kg。


「SyncMaster 940B」	「SyncMaster 740B」

□日本サムスンのホームページ
http://www.samsung.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.samsung.com/jp/presscenter/productnews/productnews_20050928_0000194075.asp
□関連記事
【3月11日】【CeBIT】応答速度4msや5msを謳う液晶ディスプレイが展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0311/cebit05.htm

(2005年9月28日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]